文化祭シーズンと、算数クイズのご紹介

こんにちは、栗崎です。

三連休いかがお過ごしでしょうか?

初日は雨に見舞われましたが今日はくもり時々晴れで昨日よりは外出しやすい天気でした。

秋は学園祭シーズン。

文化祭

この連休に文化祭が実施されてる学校も多そうです。

かくいう私も娘と都内の私立中学校の文化祭にお邪魔してきました。

いろんな展示や研究発表が置いてあり、とても興味深く拝見させて頂きました。

特に料理を題材にいろんな食べ物や国の料理、

食文化のルーツを辿る研究発表の展示は

長らく読み入ってしまうほどしっかりとかつ読みやすくまとめられていて

中学生でこのレベルまで書くってすごいなぁと感動しました。

 

(学年が上がるにつれて、より読み手を意識して見やすく分かりやすくまとめられている印象があります)

またちょうど今の時期は夏休み明けということもあり

小学校でも夏休みの自由研究の展覧会が実施されています。

そちらも見に行くのが楽しみです。

 

さて、展示されていたものの中に数学研究会たるグループの展示で

算数クイズが出題されていました。

《問題》

片面2分、両面4分で焼き上がるハンバーグが3枚あります。

フライパンにはハンバーグが2枚ずつしか焼けません。

このフライパンでハンバーグを焼くと最短何分で焼けるでしょう?

ハンバーグ

単純に計算して

最初に2枚焼いて4分、

焼き終わったらもう1枚を両面焼いて8分。

 

というのがすんなり出てくるのですが

問題のところに

「答えは8分じゃないよ」との文言。

つまり工夫すれば8分より短い時間で焼けると。

どうすればいいか。

 

①まず最初に2枚、片面を焼きます。(2分)

②その後1枚はひっくり返し、もう1枚は取り出してまだ焼いていない1枚を入れます。(2分)

【この時点でひっくり返した1枚が焼き上がります。】

③焼きあがった1枚を取り出して片面だけ焼いて取り出した1枚を戻します。

後から入れた1枚を裏返して焼きます。(2分)

【ここで2枚が焼き上がり、合計3枚のハンバーグが出来上がります】

こうして、最短6分で焼くことができます。

 

まるでパズルのような思考問題ですがこれも立派な算数です。

説明を聞くとなるほど、となるような問題がたくさんあります。

他にも興味深いクイズがたくさんあり、

多くの人が立ち止まって問題を楽しんでおりました。

算数や数学と聞くと

難しい数式や大きい数字の羅列がイメージされて

ウッ、と苦手意識が先行してしまう人もいるかもしれませんが

こうしたパズルやクイズのような問題も立派な算数です。

ぜひクイズやパズルのような算数にも触れてみてください。

少しでも苦手意識が薄らいで楽しんでもらえたら幸いです。

 

栗崎

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