こんにちは!
今日は海外でのそろばん事情について書きたいと思います。
昨今は日本でもそろばんの見直しが行われ始め、右脳開発や幼児教育にフォーカスしたそろばん教室が増えていたり、テレビで特集されていたりしますよね。
しかし、このそろばん熱、日本だけじゃないのはご存知でしょうか。
アメリカやインド、 シンガポールなどでも、そろばんは人気の習い事なのです。
特にシンガポールでは、習い事としてそろばんが人気で、そろばん教室も多く存在します(実際ネットでシンガポールのそろばん教室調べると、結構出てきます)。
シンガポールと言えば、世界でもトップクラスの教育水準を誇る国で有名ですよね。OECD生徒の学習到達度調査(2012年)では、シンガポールは数学的リテラシー2位、読解力3位、科学的リテラシー3位となっています。
そんなシンガポールで、なぜそろばんが人気なのか。
それは、そろばんがシンガポールの教育カリキュラムが求めているものに合っているためではないかと言われています。
シンガポールの教育は読み、書き、算数/数学に重点が置かれており、しかも、学校での算数の授業は応用問題が中心ため、単純な計算スキルは家庭で習得することが前提となっているそうです。
そのため、計算スキルを効果的に上げる方法として、そろばんが 一役買っているのでしょう。
また、そろばん熱はシンガポールの教育界にも見ることが出来ます。
シンガポールのIntelligent Education Groupは、2014年にそろばんの世界大会を開催、そしてこの大会には世界13か国が参加したそうです。
シンガポール主催で世界大会を行っていることに驚きですよね!
シンガポールでのそろばんへの注目度合いがわかります。
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世界でも活用が広がるそろばん。
日本でもそろばんの良さの見直し、再発見がされたら嬉しいですし、私もそうした発信を行っていきたいと思っています◎
nakazawa