始めの【ホップ・ステップ・ジャンプ】の冊子では、どんなことを習っているの?

こんにちは!

気づけば、10月ももうすぐ折り返し地点。

一気に寒さも増して、
何を着ていいのか日々迷います(笑)

皆さん、体調お変わりありませんか。

さてさて。

今日は、いしど式で使用する
【ホップ・ステップ・ジャンプ】の冊子について、
お話したいと思います^^


そろばん未経験者の場合、
入塾しますと、大人でも子どもでも、
ホップ・ステップ・ジャンプの問題集を使用し、
順を踏んで、そろばんの基礎となる指使いを学んでいきます。


ここまでの指使いを学びますと、
そろばんは基本的に
千の位も一万の位も、一億の位も、
指使いは同様になります。

だからこそ、
大きな桁の読上算などにチャレンジしたがったり、
大きな桁に興味を持つ生徒も少なくありません。

とはいえ、親御さんや、
そろばん未経験者の方からしたら、

3つの冊子に、
『どんな違いがあるの?』
『具体的にどんなことを学んでいるの??』
と素朴に感じるかもしれません。

その内容を今回、簡単にご紹介していきますね^^

 

まずは、【ホップ】

1番最初に使用するホップの問題集では、

➀ +1、-1、+5、-5、+8、-8といった簡単な指使いから、
➁ 2+3や2+4、5-3や6-4といった5玉と1玉を使う指使い、
(教室では「へんしん!」と話して指導している指使いです^^)

そして、
➂ 4+8、9+7、12-3などといった、
簡単な(➁の指使いを伴わない)10の足し引きを習得していきます。
(【かずのおともだち】を使って、指使いをマスターしていきます◎)

そう、実は同じ3を足す場合でも、
・1に3を足すのか(ホップ➀)
・3に3を足すのか(ホップ➁)
・8に3を足すのか(ホップ➂)
それによって指使いは異なるのです…!

その中でも、
ホップの難しい部分は、
➁の5玉と1玉を同時に使った指使い。

そろばん独特の指使いになりますし、
特に未就学児や低学年の生徒は、
苦戦しやすい部分になります。

ここをいかに難しく感じさせずに、
指使いを正しく指導しながら、進めていくかが
指導者の大切なポイントになります(笑)

次に、【ステップ】

ここでは、
6~9の数字を足し引きする際に発生する、
ホップ➁と➂が掛け合わさった指使いを学んでいきます。

つまり、5玉と1玉を同時に使いつつ、
10の位の上がり下がりもあるといった問題で、

具体的には、
16+7や15+6、13-6や14-8といった計算になります。

そう、ここでも、
同じ7を足すにしても、

そろばんでは、
・1に7を足すのか(ホップ➀)
・4に7を足すのか(ホップ➂)
・6に7を足すのか(ステップ)
で指使いが異なるのです…!

混乱しやすい部分でもあるので、
1ページごとに復習ページを挟みながら、
繰り返し繰り返し練習を行っていきます。

そして最後に、【ジャンプ】

ここでは、

・50の足し引き、
・100の足し引きを学ぶとともに、

9級検定に向け、
2桁5口の問題や
かけ算九九に親しんでいきます。

10の位でも、ホップ➁の指ができるか、
100-2などをどう行うかを指導していきます。

ここまでマスターできれば、
そろばんの基礎がほぼ完成です☆

指使いをしっかりマスターすることで、
ここからは検定に向け、
かけ算のやり方を指導したり、
暗算にもチャレンジできるようになります^^

 

まずは基礎が大切。
そろばんで言えば、指使いが基礎にあたります。

ここがぐらついていたら、
その上に乗るものも、
不安定になってしまいますよね。

しっかり指使いをマスターして、
そろばん力を高めていきましょう!

nakazawa

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