駄々をこねる子に、なんて言っている?

こんにちは!

今日は東京では雪が積もる予報が出ていますよね(!)

明日まで降り続くということで、
週明けどれくらい雪の影響がでるか心配なところですね > <

保育園送迎も大変になりそうですが、
そろばんの授業では、オンラインレッスンも引き続き
並行して行っていきますので、必要に応じて、ご活用くださいね^^

さてさて。

今日は教室便りに掲載した、
【駄々をこねる子に、なんて言っている?】について、
お話したいと思います。

 

子どもが、大人から見ると、
どうしようも出来ないことで駄々をこねていたり、
聞き分けがなく、ぐずってしまったりすることってありますよね。

そういう時に限って、
「こんな場所で」「こんな時に」など、
大人にとっては都合の悪い時であったりします。

そうすると、口をついて出てしまうのが、
「もう知らないよ」「勝手にしなさい!」などの
突き放した言葉だったりしませんか?

子ども自身は、
自分の気持ちの整理がつかない状態であり、
更にボキャブラリーも少ないため、
気持ちを伝えることができない場合も少なくありません。

大人だって、落ち込んだ時などは、
自分の気持ちを言葉に表すことは難しいはずです。

今の状況を整理し、
気持ちを落ち着かせるためには、
思考を整理することが必要である中、

「勝手にしなさい」と言われてしまうと、
どうしたらいいのか余計に分からなくなり、
収拾がつかなくなって、泣き叫んでしまったりするのです。

駄々をこねている時こそ、
(その場ですぐに理解・対応してくれるかは別として)
大人が丁寧に状況を説明してあげることが必要です。

買ってほしいものが買ってもらえず、ぐずっているなら
「大好きなものだから欲しい気持ちが分かるよ」と、
まずは子どもに共感する。

それから、
「今日は買えないの。我慢してくれると、
お母さん、嬉しいんだけれどなぁ」など、
親側の気持ちを伝える。

そして、
「お家に美味しいアイスがあるんだった!帰って一緒を食べよう!」
「そういえば、さっき通ってきた公園に大きな滑り台があったから行ってみよう♪」など、
別の選択肢があることを示し、子どもの気持ちの切り替えを促します。

もちろん、すぐに駄々をこねるのをやめるとは限りませんが、
【共感】【親の気持ちを伝える】【気持ちを切り替える選択肢を示す】ことで、
自分の気持ちを整理して、次の行動につなげる”訓練”になっていきます。


大人だってすぐに切り替えるときばかりではありませんよね。
経験が少なかったり、心身ともに成長段階の子どもにとっては、
なおのこと、気持ちの切り替えは難しかったりします。

それを頭の片隅におきながら、根気強く子どもに向き合う。
(この【根気強く向き合う】ということは、子育ての大きなテーマのように感じています。)

私自身もそうですが、
突き放してしまうような言葉ではなく、
根気よく子どもの気持ちに寄り添った対応ができるよう、
一親として努力したいところです。

 

nakazawa

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