バカに出来ない、「ごっこ遊び」のススメ!

こんにちは!

4月も中旬となり、やっと落ち着くかと思いきや、
イレギュラーなことが起き、バタバタ…
日々てんやわんやしています。。泣

もうすぐ落ち着く!
ここを乗り切ったら…!

そんな感じで、ここ数か月ずっとやってきていますが、
いつになったら、落ち着くかな。。><

体力だけが取り柄の私も
最近はなかなか疲れがたまってきました。。
(弱音はいちゃって、ゴメンナサイ…!)

さてさて、今日は教室便りに記載の、
【「ごっこ遊び」のススメ】について、書きたいと思います。

おままごとやヒーローごっこ…
子どもの頃に誰もが楽しんでいた遊びの一つかと思います。

この「ごっこ遊び」は、
社会性の発達、情緒や認知を促す優れた遊びで、
子どもにとって、とても大切なものです。

発達心理学の権威、心理学者のレフ・ヴィゴツキーは、
ごっこ遊びを「認知・情緒・社会的発達をうながす高度な遊び」と考え、
著書「教育心理学(1926年)」では、
ごっこ遊びを【幼児期から就学前期全体の発達を凝縮したもの】である、
としています。

「ごっこ遊び」を通して、
記憶力や観察力、表現力、想像力、コミュニケーション力など…
多くの能力を高めるとも言われています。

そこで、ご家庭で是非やってみて頂きたいことが、
「そろばんの先生ごっこ」です。

お子さんが生徒で、親御さんが先生…
ではなく、

お子さんが先生役で、ご家族が生徒役、です。

生徒役になったら、そろばん経験のあるご両親でも、
ぜひ初めて習うふりをして下さい。笑
(そろばん経験が無ければ、演技は必要ないので、より良いかもしれません^^)

先生役をやるためには、
【技術の理解】【どのように教えるか】を知る必要があります。

相手に教える(Output)ためには、
自分が理解しているだけでなく(Input)、
それを自分の頭で整理したり、
相手が理解しやすいよう、
工夫して伝えることが大切になります。

『どうやったら分かりやすいかな?』と、
相手のことを考え、説明を試みます。
相手の反応を見ながら、柔軟に
指導のやり方・伝え方を変えることもあるでしょう。

「先生ごっこ」が楽しくなれば、
その役をやるために、教室では、
より一生懸命、先生の言葉に耳を傾けるようになるかもしれません。

技術的な復習になることはもちろんのこと、
準備やお片付けの時に伝えている先生の言葉を、
自分から発することで、その目的や意味に気づくこともあります。

「姿勢をよくしましょう」とか、
「挨拶をしっかりしましょう」など、
技術以外の大切なことも理解していきます。

「宿題をしなさい」という指示や命令では、意欲は高まりづらいもの。
「ごっこ遊び」を通してなら自主的に学ぶことができますよね。

年齢が上がるにつれ、
「ごっこ遊び」をしてくれることは、
なかなか難しくなるかと思いますが^^;、

「お母さん、そろばんでかけ算出来るの知らなかった!どうやるの?」
「そろばんの暗算ってどんな風にやっているの?」など、
ぜひ具体的に教わるつもりで、聞いてみてください。

聞かれて嬉しくする子、
教えることが好きな子も少なくありません^^

そして、
親も子ども役をすることで、
たまには子どもに返って、
その気持ちに気づくこともあるかもしれませんよ。

nakazawa

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