こんにちは!
昨晩、小池都知事が会見を開き、
週末の週末自粛要請を発表しましたね。
なかなか終わりが見えない、
新型コロナウィルスとの闘い。
引き続き今後の感染状況、
近隣の学校機関の対応方針など、
注意深く見ていかないといけません。
教室でも換気、アルコール消毒、
手洗いなどを働きかけています。
少しでも早く日常が戻ることを願いつつ、
みんなでこの場を踏ん張っていきましょうね!
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さて、今日は【そろばんにおける、右手の役割】
について、お話したいと思います。
ブログでも何度かお話しておりますが、
上級はもちろんのこと、下級においても、
【右手をいかにそろばんを弾く時間に使うか】で、
解ける問題量や見直しに使える時間の量、
そして合否・成績等に影響が出てきます。
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例えば、
8級になりますと、見取算が
2桁5口(9級)⇒2桁10口(8級)になります。
通常、何口目を解いているか、
分からなくならないよう、
徐々にそろばんを下にずらしながら、
そろばんに問題を置いていきますが、
その際、
左手ではなく、
右手で”つい”そろばんをずらしていく生徒、
右手で”つい”問題用紙を上にずらす生徒がいます。
確かに右手を使う方が簡単ですし、
初歩の頃は、それほど解ける量に影響がないかもしれません。
しかし、数値化してみると、
驚くほどの時間を
無駄にしてしまっていることが分かります。
1問10口ある問題で、1口ずつ、
➀右手でそろばんずらして(=1~2秒使用)、
➁右手でそろばんをはじて
➂右手でそろばんをずらして(=1~2秒使用)
…と、10口分繰り返したとします。
10問ある問題で、上記を行った場合、
そろばんをずらすだけの時間に2~3分、
あっという間に消費してしまいます!
制限時間は10分。
その内の2~3分を消費しているということは、
そろばんをずらす行為に2~3割を
使っているということです。
それでは、
10問置くこと自体が難しくなってしまいます。
上記の時間は、
左手をしっかり使っていれば、
無駄にすることのない時間です。
(★関連記事:見取算を早くはじけるようになる、ちょっとしたポイント➁)
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また少数ではありますが、
鉛筆を持たずにそろばんを弾く生徒がいます。
解き終わるごとに
➀鉛筆をとり(=1~2秒)
➁問題を書いてまた置く(=1~2秒)
かけ算20問で上記のやり方を行っていますと、
1問あたり➀+➁≒3秒
⇒20問で約60秒。
制限時間10分のうち、
鉛筆を持つ・置くで1分…
1割の時間を消費していることになります(!)
この時間も鉛筆を持ったままそろばんを弾いていれば、
無駄にしていない時間ですね。
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小さな工夫が大きな結果の違いを生み出します。
そろばんは、
限れた時間でかなりの量の問題を解いていくため、
とくにその効果が如実に表れるように感じています。
右手は
・常にそろばんの上で、動かし続けること
・最大限、そろばんを弾くために使うこと
が、とても重要だと思います。
無駄を省くために、
時間を捻出するために、
・左手を使ったり、
・答えを書きながら目は次の問題を見始めたり、
・計算の途中で、四捨五入をしたりしていきます。
そうした工夫、効率化をする習慣が、
受験であっても、
社会に出てからも、
生きてくると思っています。
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“つい”行ってしまうような無意識レベルの習慣が、
一番直しづらくなります。
口酸っぱく、手を変え品を変え、
生徒に響く方法で、
修正する大事さを伝えていきたいと思っています。
nakazawa