やる気を引き出す”ドーパミン”

こんにちは!

今週もあっという間に過ぎ去っていきます(笑)

「保育園いきたいくないー!」
と、毎日言う息子くんも、

徐々に落ち着き始め、少しほっとしています^^;

多くの小学校も、今日まで分散登校ですよね。

しょうがないこととは分かりつつも、
スケジュールが暫定的で、
親御さんも対応が大変なことかと思います。

来週から少しずつ、
本格的に生活リズムが戻せますように…!

さてさて。
今日は6月のお便りに記載した【やる気を引き出す”ドーパミン”】について。

書きたいと思います。

ドーパミンとは快感、やる気、学習能力、
運動機能や記憶力といった働きを司る「報酬系」と言われる神経伝達物質です。

ドーパミンは、ストレスホルモンとして知られる、
「ノルアドレナリン」や「アドレナリン」の前駆体でもあります。

ドーパミンは「セロトニン」、「ノルアドレナリン」と並んで、
体内で特に重要な役割を果たしている三大神経伝達物質と言われています。

私たちは趣味など、
自分の好きなことをしてる時、
脳内からはドーパミンが出ています。

好きなことをしている時は、
「どうやるのがベストか」
「どうしたらもっと上手くいくか」
などを一生懸命考えます。

それは他人から命令されなくても、
自ら湧き出てきます。

このドーパミンは、(前述のとおり)
「報酬系ホルモン」とも呼ばれていて、
良い結果が出た時に放出されます。

大人の場合は、
経験から結果を予測して、
ワクワクしたり、モチベーションを
上げることが出来るのですが、

子どもの場合には、それが難しいため、
大人のアシスト・働きかけが必要です。

・正解したら、可愛いシールをペタ、
・問題が解けたら、チョコを1つなど…

子どもが喜ぶツボを探すことが、
やる気を引き出すポイントになります。

【関連ブログ】子どもをご褒美で釣るのは良いか?悪いか?

年齢が低いうちのご褒美は、
美味しいものや目に見える可愛いものでいいのです。

次第に、達成感や成果、
人からの評価や自己成長が喜びとなっていきます。

また、大きな目標を立て、
それを達成したら大きなご褒美という設定をすると、
計画通りに出来ずに途中で挫折しやすいので、
“小さなご褒美”を細かく設定してあげましょう。

当教室が重視する【スモールステップ】も、
上記の目的に関連するかと思います。

小さな目標を達成する。
その繰り返しが達成感や成果、
人から評価される喜びという、
本人にとってのご褒美になっていきます。

このドーパミンが出て、
達成の喜びを味わうと、
その快感を求めて更にやる気が出るそうです。

加えて、
ドーパミンを何度も放出させると、
よく出るようになるのだそうです。

お母さんが口うるさく言わなくても、
自ら進んでそろばんの練習をするようになったら、
こんなに嬉しいことはありませんね。

そろばんは達成度が目に見えてわかりますし、
脳の血流を良くして活性化させますから、
勉強を始める前の準備運動にもおすすめです。

暗算なら3分など短時間でも練習が行えます。

30分やらないと…
1時間練習しないと…
と、思うと始めるまでがとっても億劫になりますが、
(大人もそうですよね(笑))

・お風呂に入るまでの5分、
・朝ご飯までの10分など、
ショートスパンで捉えると、
ハードルが一気に下がる上に、
終わった後の達成感、
継続することでの自分の成長も見てとれるかと思います◎

その際、
「よく頑張っているね!」といった言葉がけ
「10回続けたら、あのデザートを食べにいこう」など、
“努力”に対してのご褒美を工夫してほしいなと思っています^^

それでは^^

nakazawa

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です