こんにちは!
あっという間に師走…
今年も残り1か月を切りました。
年末年始は大人にとってはバタバタする時期かと思いますが、
子ども達にとっては、特にクリスマスにお正月など…
楽しい時期ですよね^^!
そんな我が家でも、もうすぐ4歳になる息子に
「クリスマスに何サンタさんにお願いするの?」と聞くと、
最近まで「分からない…(けれど、靴下にはプレゼントを入れてほしいらしい)」の返答ばかり。。
そして、週末再度聞いてみたところ、返ってきた答えが、、、
「実が欲しい!」
え、実!?
そうなんです、
丸くて小さいものが、(かれこれ2年くらい…)大好きな息子。。。
何度も聞いても、道端で見つける実がたくさん欲しく、
それを取って遊びたいようなんです。汗
我が家のクリスマスプレゼントは花屋さんに探しに行かなくてはいけないかもしれません(笑)
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前置きが長くなってしまいましたが、
教室では、クリスマス会やそろランド、そして妖怪カードのポイント交換(10日~)も実施予定!
楽しみにしていてくださいね^^!
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さてさて。
月1回配信される、そろばん情報マガジン「ソロマガ」。
今回は、【子どもをご褒美で釣るのは良いか?悪いか?】という記事が掲載されていました。
子どものやる気を引き出すため、ご褒美を与えたり、
「●●するなら、▲▲しちゃダメ」など、つい条件付けをしてしまうことってありませんか。
実際のところ、ご褒美で釣って、そろばんの練習をさせたり、勉強させても良いものなのでしょうか?
記事には、下記のように書かれています。
ご褒美で釣っていると、
ご褒美がないとやる気を出さなくなるという話を耳にしますよね。
教育界でもこれについては様々な議論が交わされていています。
その中で、ハーバード大学のローランドGフライヤー教授が興味深い研究を発表しています。
4万人のアメリカ人の子どもを対象に、
ご褒美を与えた場合とそうでない場合の成績に変化があるかを調べました。
結論を言うと、ご褒美を与えた方が成績は伸びましたが、
その与え方が重要であることがわかりました。
結果に対してご褒美を与えるのではなく、
努力の過程に対してご褒美を与えた場合に効果が高くなるのです。
そろばんで例えると、「試験に合格したらゲームを買ってあげるよ」ではなく、
「毎日練習をしたらゲームを買ってあげるよ」という方が効果が高いということです。
以前、ブログで紹介した本、『「学力」の経済学の本』にも同様の話が書かれています。
(関連記事:教育にエビデンスを。読みやすい!まんがでわかる「学力」の経済学)
つまり、
アウトプットに対してのご褒美(報酬)ではなく、インプットに対するご褒美(報酬)です。
(ちなみに数あるインプットの中でも、本を読むことにご褒美を与えられた子ども達の学力の上昇は顕著だった、そうです。)
一方で、アウトプットに対し、ご褒美を与えられた生徒たちの学力は、意外にもまったく改善しませんでした。
・「1時間勉強したら、勉強が終わった後にお小遣いをあげるよ」
・「テストでよい点を取ったら、お誕生日にお小遣いをあげるよ」
これは同じように見えて、まったく異なる2つの作戦になります。
前者はインプット…つまり努力・行動に対し、ご褒美をあげる、
後者はアウトプット…つまり結果に対し、ご褒美をあげるというものです。
加えて、人は遠くの将来より、近くの将来に対する利益や満足をつい優先してしまう、とされます。
前者は「勉強が終わった1時間後」、
後者は「少し先の誕生日」。
より魅力的に映るのは、前者といえます。
とはいえ、
本来求める子どもの姿は、
学習の本質的な楽しさに気づき、
ご褒美の有るなしに関わらず、
努力する・理解する・もっと追及したくなる…そんな子ども達の生き生きした姿です。
そうしたことを忘れず、
子どもたちに指導・接していくいくことは言うまでもありません。
nakazawa
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