【珠算9級】連盟によって異なる検定問題・合格条件とは?

こんにちは!

まだ6月だというのに、蒸し暑い日が続きますね。

我が家ではクーラーを入れようか、
まだいらないかなぁとか、
そんな他愛ない話をしています(笑)

冬より夏が好きとはいえ、
猛暑・酷暑にならないことを願うばかりです(笑)
*

さてさて。

今回は、連盟によって異なる、
検定問題・合格条件について、お話したいと思います。

そろばんを習っていた方はご存じかと思いますが、
そろばんにはいくつかの連盟が存在し、
その連盟ごとに若干、種目であったり、
問題の難易度、合格条件が異なります。

ちなみに、私は小学生の頃は、
日本珠算連盟】所属のお教室に通っており
(2大連盟といわれる連盟の1つです)、

今、運営しております当教室は、
全国珠算連盟】加盟になります。
(全国珠算連盟の検定レベルは、
日本珠算連盟の以前のレベルを踏襲しているとされます。)

そして、
2大連盟のもう一つが【全国珠算教育連盟】、
その他に【全国珠算学校連盟】などがあります。
*

各々の歴史があり、
どの連盟もそろばんの発展、
子どもの成長や能力開発などを本気で考え、
何年・何十年と発展を続けている連盟です。

今回はあくまで試験問題(今回は9級)に絞って、
各々の検定内容の違いを見てみたいと思います。
*

【日本珠算連盟】

<試験内容>
・かけ算 2桁×1桁 20問
・見取算 2桁 5口  10問

<制限時間>
2種目で20分

<合格基準>
2種目合計で120点以上。1種目100点満点。


*HPより拝借

*

【全国珠算連盟】

<試験内容>
・かけ算 2桁×1桁 20問
・見取算 2桁  5口 10問

<制限時間>
各10分

<合格基準>
2種目とも60点以上。1種目100点満点。


*

【全国珠算教育連盟】

<試験内容>
・かけ算 2桁×1桁   15問
・見取算 1~2桁 5口 15問

<制限時間>
各7分

<合格基準>
2種目とも100点以上。1種目150点満点。

*

【全国珠算学校連盟】

問題集がうまく見つかりませんでしたが、
HP上の要綱上、以下が検定内容となるようです。

<試験内容>
・かけ算 法・実併せて3桁 20問
・わり算 法・商併せて3桁 20問
・見取算 1~2桁 5口 10問

<制限時間>
かけ算・わり算 各10分、見取算 8分

<合格基準>
3種目合計で210点以上(但し最下点50点)。
1種目100点満点。

*

 

日本珠算連盟と全国珠算連盟は、試験レベルは同等ですが、
日本珠算連盟の場合は得意科目を生かせる試験内容、
全国珠算連盟の場合は、各種目ある程度の量・質が必須となります。

また、全国珠算教育連盟の場合には、
見取算の問題がやや易しい一方で、
7分で15問解く必要があり、
よりスピードと正確性を求められるかと思います。

全国珠算学校連盟は、
9級からわり算が検定に入っているところが大きな特色かもしれません。
*

また次は珠算8級の違いも見ていけたらと思っています^^

nakazawa

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