見取暗算、しっかりとイメージしよう透明そろばん!

こんにちは。今週も天候と気温に振り回される1週間でしたね。

今日もまたじめっと蒸し暑くなりそうです。

湿度対策には、水を入れて凍らせたペットボトルを置くと良いと聞いて早速実践している栗崎です。

(こんな感じでペットボトルの周りに水滴が付くのでタオルを敷いて置いておくそうです)

寝る前に枕元に置いておくと、真夜中にパキッパキッと氷が溶ける音が響くので、

これまた別の涼しさを感じさせてくれます。

 

さて、本日は見取暗算のお話を少し。

当教室では暗算検定は6級からスタートします。

制限時間は各3分。

65級は各科目60点以上、

43級は各科目70点以上、

21級は各科目80点以上が合格点となります。

暗算6級は
・かけ暗算 2×1 20問(15点)
・わり暗算 3÷1 20問(15点)
・見取暗算 23口 10問(110点)

暗算5級は
・かけ暗算 2×1 20問(15点)
・わり暗算 3÷1 20問(15点)
・見取暗算 24口 10問(110点)

暗算4級は
・かけ暗算 2×1 20問(15点)
・わり暗算 3÷1 20問(15点)
・見取暗算 26口 10問(110点)

の問題を解きます。

暗算テキスト

ここまでで気づくのが、かけ暗算とわり暗算は64級で難易度が変わりません。

見取暗算の口数だけが増えて行きます。

それなら見取暗算をしっかり鍛えれば

パパッと一気に4級まで駆け上がれるね!

と感じるかもしれませんが暗算で口数が増えていくのはなかなか難しいものです。

3口から4口に増えるだけでも、計算の途中でどの珠が入っているか、

しっかりイメージを掴めていないと苦戦します。

 

 

もちろん最初からイメージが掴めている場合はどんどん量をこなして

制限時間内に解き切る練習をしますが、

級が上がって最初の頃はついつい一の位に5の珠が入っていたか分からなくなったり

混乱してしまう場合が少なくはありません。

そんな時は、途中までの計算を横に書いてしまうというのも一つの手です。

 

 

ここでは4級6口の例を出してみます。

まずは半分の3口までを計算してみる。(ここまでなら6級と同じ難易度)

3口目までの計算の答えをメモとして残し、そこからまた残りの3口を足していく。

(4口目や5口目までの途中計算を書いてみる慎重派の子もいます)

最後に答えを書くときは、途中の計算メモを答えと混同されないように

二重線で消せばOK。

 

慣れてきたら2問目のように一気に4口まで計算してメモ書きをして、残り2口を足していく。

 

さらに慣れてきたらメモを書き記さずに、指だけで3口目までの数字や4口目までの数字を透明そろばんで入れてみて、残りを計算する。

例えば2問目の問題なら、4口目までで206なので、改めて指で206を入れて残りの2口足していく。

 

途中までの計算の答えを確認するように透明そろばんで入れ直すことで、

今いくつはいっているかのイメージがより確実にできます。

 

重要なのは自分で指を動かし、頭の中のそろばんにいくつ入っているかを常にイメージすることです。

ここをないがしろにしていては上級に太刀打ちできません。

 

逆にいえば、段階を踏みながらでも、透明そろばんのイメージをより確かなものにすることができれば

珠算式暗算の力をしっかり身につけることができます。

 

筆算に慣れているとついついそちらに流れてしまいそうですが、グッと堪えて珠算式暗算を会得して下さいね。

 

そのスキルは大人になっても大変役立つものです。

 

栗崎

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