ゲームに集中!…は、集中力向上になっているの??

こんにちは!
中澤です。

先週は教室では、
プチハロウィンイベントを開催!

すっかり写真を撮り忘れてしまいましたが…💦

ハロウィンイベント期間中は、
<レッスンに参加するごとに、
お菓子と妖怪カードをゲット!>できるので、
皆よくレッスンに取り組み、ニコニコ笑顔で
お菓子とカードをゲットして帰宅していました笑♪

 

さて、今日は先月の教室便りに書きました、
【ゲームに集中!…は、集中力向上になっているの??】について。
お話したいと思います。

 

私達の毎日は、スマートフォンやタブレット、
パソコンなどのデジタル機器に囲まれています。

小学校でも1人1台のタブレットが配布され、
習い事や塾などでもタブレットを
使用することが日常になっています。

更に子どもたちは、
これらのデジタル機器に加えて、
ゲーム機が遊びの中心になっていることも
少なくないでしょう。

「ゲームは集中して何時間でもやるのに、
勉強は集中力が続かない…」
そんな保護者の悩みをよく聞きます。
(そんな我が家もゲームは悩みのタネです。。)

ゲームに対する長時間の集中・夢中…

これは私たちが求める
集中力と同じものなのでしょうか?

 

結論、皆さまお察しの通り、
スマホやタブレット、ゲーム機などの
デジタルのゲームは瞬時に反応し、
刺激的な映像や音で注意を引くため、
それは集中力とは少し違います。

ある研究結果では、
これらゲーム機の影響で
子どもたちの集中力の持続時間は
年々短くなっているという発表もあります。

(余談ですが、最近知り合った20代前半の方が、
『短い動画に慣れ過ぎてしまい、
Youtubeは倍速が基本だし、
映画は長すぎて見ていられない』
と話していて、とても驚きました。)

一方で、
そろばんはデジタル機器とは
正反対の性質を持つ学習ツールです。

パチパチという珠の音、指先の感覚、
目で見て確認する計算過程など、
五感を使った学習体験が
子どもたちの集中力を自然に高めてくれます。

脳科学の研究によると、
そろばんを使った暗算は前頭葉の活動を活発化させ、
集中力や注意力を司る脳の部位を鍛えることが分かっています。

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【参考ブログ】
脳の前頭前野が壊れると…?
後ろから作られて、前から壊れていくものとは?
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「じっくりと考える時間」
それこそが子どもたちの思考力を深めているのです。

また、
そろばんは一つの問題に対して
段階的にアプローチするため、
短時間で結果を求めがちな現代の子どもたちに
「プロセスを大切にする」ことを教えてくれます。

問題を解く過程で自然に集中状態に入り、
達成感を味わうことで、
集中することの喜びを体感できるのです。

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