こんにちは、朝晩の冷え込みが激しく、
一歳児に何を着せたらいいのか悩む栗崎です。
先週は子供の学校で3学年学級閉鎖というインフルの猛威もあり
体調により神経を尖らせております。
皆様もお気をつけて、少しでも体調に違和感があったら無理せず
暖かい部屋で美味しいみかんを召し上がりながらご自愛ください。

さて、今回は先生がする雑談の話。
授業が始まる前に、もしくは始まってすぐ、
雑談のような授業と関係ない話からスタートする先生、いませんか?
特に初めましての先生による最初の授業では、まず先生が自己紹介してくれたりとかありませんか?
自己紹介はとてもわかりやすいイントロですが、やる理由としましては
①「先生の話す内容に注意を向けてもらうために、まずは掴みやすい内容から話していく」
いきなり授業をスタートさせるよりも、
なにかしら親近感が湧く話題であったり、共通点を見出せる話を振っておけば
「この人は◯◯という点で自分と似通った存在の人だ」という仲間意識のようなものが芽生えると
何も知らない状態よりも話を聞く姿勢に入りやすいといいます。
正体のわからない人の話を聞くより、
親身になってくれる人や明らかに自分と同じ側だと分かる人の話の方が
すんなり心に入りやすいですよね。

そして②話してる時に相手の反応をよく見ておくことで、進めやすくする。
これは塾の先生をされていた先輩から聞いた目から鱗話なんですが、
対複数人で授業をする際に、クラスの指標となりそうな生徒さんを見つけておくそうです。
先生の話やジョークに対して分かりやすい反応をくれる子を何人かピックアップして、
授業を進めていくうちにその何人かの反応を見て
「もう少しここの単元は詳しく説明したほうがいい」
「ここはみんなわかってそうだから少し短めにしよう」と判断していたそう。

私なんかは雑談を、と言われると真っ先に天気の話しか出てこないのですが、
この先輩曰く
「声のトーンや大きさを変えて話しかけてみるだけでも
十分雑談になるしリアクションしやすいよ」と教えてくれました。
最初に低めの声で「地声こんな感じなんだけど、聞き取れる?」と言ったあとに
トーンを上げて「高くするとここまで。これ以上はあ〜げられないなぁ⤴︎」と
シャンソン歌手みたいに大袈裟に語尾と音程を伸ばすと
笑いながら「聞こえる」「大丈夫」といったリアクションをしてくれる、という技だそうです。
他にも新しい単元で何度も同じ説明をやる時(たとえば円の面積の公式を覚えて欲しい時)は
公式を読む時にどんどん早口に切り替えていく。
言ってる内容は変えずに話し方だけを変えていくと
ダレずに聞いてくれるし、もし笑いながら「早すぎ」と言ってきたら
「じゃあ今言った公式◯◯さん言ってみて!」とふって
公式を覚えさせることができるそうです。
最後の話は教室でも使えそうだな、とひっそりメモしていたので
次回私が徐々に早口で喋っていたら重要ポイントなので
真似して読み上げてみてください。
栗崎
