暖かくなってだいぶ桜が花開いておりますね。
卒業生を見送る桜景色というのも風流です。
この時期は和菓子屋さんでも桜の花びらモチーフの生菓子が様々出ます。
見た目もお味も楽しめてこちらも風流です。
こんにちは、よく食べ物の話から始めてしまう栗崎です。
先日、生徒さんからこんなクイズを出されました。
日本人の苗字です。なんと読むでしょう?
「一」
イチ、と読みたくなるところですが答えは四文字です。
1、つまり2の前、でニノマエと読みます。
お返しにこちらからも問題を出してみました。
同じく日本人の苗字です。なんと読むでしょう。
「阿」
理屈は先ほどの「一」と同じです。
今度は五十音順ですね。
あ、の次はい、なのでこちらはイノウエと読みます。
(「亜」と書く場合もあるみたいです)
ほかにも漢字通りに読まない難読苗字をご紹介します。
小鳥遊
:鷹がいないから小鳥たちが遊べる→タカナシさん
四月一日
:暖かくなり防寒具の中に詰めた綿を抜く日→ワタヌキさん
月見里
:月がよく見える見晴らしのいい場所→ヤマナシさん
一尺八寸
:鎌の柄の長さが一尺八寸(約54.5センチ)→カマツカさん
由来や意味を知るとなるほど、と唸るものがたくさんありますね。
特に調べていて気に入ったものがこちらです。
「九」
「一」と同じようにジュウノマエ、と読みたくなるのですが
なんとびっくり、とある果実と同じ読み方です。
そう、一字の「九」でイチジクさん。
なぞなぞみたいですね。
四月から始まる新年度。
様々な苗字の方がいる世の中で、
たくさんの出会いがありますように。
栗崎