こんにちは!
今日は秋のような温かさですね!
あまりに暖冬で少し心配にもなりますが(笑)、
気持ちがよいお天気は嬉しいものです^^
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さてさて!
今日は【子どもが自信を持つ大事さ】について、お話したいと思います。
最近、
精神科医、臨床心理士、評論家、受験アドバイザーなど…
多方面でご活躍されている、和田秀樹さんの本を読んだのですが、
その中には、表紙にあるように、
子どもが自信を持つこと…
とりわけ【根拠のある自信】を育てる大切さ、について、書かれていました。
親に元気がないと子どもにも元気は出ません。
親が自信を持たなければ、子どもも自信を持てません。
その自信を持続させるためには、テストでいい点を取るなど、
自信を根拠あるものにしていかなければいけません。
(根拠ある自信を作る上では、)
1.ほめて子どもの野心を引き出し、常に自信を持たせる
2.子どもに競争をさせて、勝っているという成功体験をさせる
3.負けて傷ついたときは、他の方法で自信を回復させる
といった精神的な環境が基本であると言えます。成功体験とは、子どもが何かに挑戦をし、
それを周囲にほめられたり、自分でうまくいったと思えることで持つ達成感のこと。
そのためには、子どもにとってある程度難しいことを課すほうが賢明です。絵や歌やお遊戯は、子どもには楽しい経験かもしれませんが、
何かの大会やコンテストで入賞するなどの特別な場合を別にすると、
達成感が得にくいため、成功体験になりにくいのです。
その点、国語、算数、英語の三科目は、子どもに日々新たな挑戦をさせ、
それができるようになったことを子どもに示すことが、達成感を味わわせることが比較的容易です。
この【成功体験】を作る上で、
先取り学習や親が伴走者として一緒に学ぶ姿勢の大切さ、
10個で20個でもその子に合った学び方を探す、挑戦する大切さが書かれていました。
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自信を育てる大切さについては、以前もブログに書いたことがあります。
・子どもの将来の9割が【●●】で決まる?
ここではまさに【根拠のある自信】と【根拠のない自信】について、書きました。
【根拠ある自信】は、前述したように、自身の成功体験に基づき、後天的に得られるもの、
【根拠のない自信】は、親から無条件に愛されているという、子どもの努力とは関係ないものです。
そして、
私は今でも両方の【自信】が、
子どもが社会の中で強く生きていく上で、
自立して成長していく上で重要、だと思っています。
生きるための土台となる『根拠ない自信』があれば、勉強や対人間関係がうまくいくとも言われています。
頭の良さだけではなく、社会性、コミュニケーション力も人生をより豊かに楽しく歩んでいく上で大切です。
そろばん教室では、
『根拠のある自信』については、
「できた!」「合格点を取れた!」「競技大会で優勝した!」といった具体的な経験・達成感を通して、
『根拠のない自信』については、肯定的働きかけと愛情を通して、
自信を育てるサポートをしていけたらと思っています。
nakazawa