こんにちは!
昨日は新年度がスタートするとともに、
元号【令和】と発表され、話題となりましたね!
そんな中、
当教室としては、開校2年目がスタートとなりました。
今年度も目の前の生徒たちとしっかり向き合い、
課題や挑戦もまた楽しみながら、じっくり進めていきたいと思っています。
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さて。
以前の記事【あなたの夢は何ですか?】の中で、
経営の神様と言われる稲盛和夫さんの側近であり、
稲盛氏から最も信頼されている方としても有名な大田嘉仁さんの話を取り上げましたが、
先日、やっと読みたいと思っていた上記の本を読むことができたので、
その中でも特に印象に載った【人生・仕事の成功方式】について、ご紹介できたらと思います。
稲盛氏は自身の経験、実体験をもとに
人生・仕事の結果について、下記の方針にまとめています。
『人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力』
「熱意」は心ざしいう言葉にも置き換えられ、0~100点がある。
「能力」は才能だったり、今までの経験などもあるが、進化するものであり、これも0~100点がつけられる。
しかし、「考え方」だけは、
ネガティブに考えたり、心配ばかりして前に進めなかったりなど、
同じ物事を見ていても捉え方で-100~100点がつけることができる、というもの。
つまり、いくら「熱意」と「能力」があっても、
「考え方」が常に悪い方向に考えてしまう、
場合によっては、倫理に反する・法を犯すような考え方を持ってしまったら、
大きくマイナスに結果が現れるということです。
これには、なるほど…と思いました。
そんな重要な「考え方」を、
どんな環境におかれようと揺らぐことのない哲学まで高める。
その哲学を「道しるべ」に日々判断していくこと。
それが大切だと本には書かれていました。
加えて、外から見えるのは「能力」、外からは見えないのは「考え方」「熱意」
とも書かれていました。
これは人においても企業においても言えることだと思います。
この人こんな能力があってすごい!と思うことは、
経歴やら取得スキルなどで分かりやすいですが、
その人の内面…
・どんなことを大切にしていて、
・どんな熱意をもっているのか
・困難にたったとき、どんな考え方・対応をするのか等…
関わっていかないと、なかなか見えてきません。
そのほかにも、
・あれほどの大物と言われる稲盛氏が、常に最も大事にしていたものは「心の経営」であり、
・それは破綻を向けたJALを再建するときも(想像できない程の逆風がある中)、その信念は変えなかったこと。
・社員を大事にする姿勢(例:時間があれば社員の席まで挨拶にいく)
・謙虚な考え・対応など…
掲載されている数々のエピソードに、胸が熱くなるととともに、
上記の成功方式が本当に当てはまることを理解する内容となっていました。
最後にもう一つだけ(笑)
JAL再建時、JALのリーダーを考える際に(マネージャではなく、リーダー)、
大田氏が発していた言葉…
「JALが一番好きで、まじめで一生懸命で明るい人がリーダー」というものも印象的でした。
これはどんな業界、グループであってもそうではないかなと思うのです。
とても学ぶことの多い、内容の濃い1冊でした!
よかったら読んでみてくださいね^^
nakazawa