こんにちは!
12月も残り10日となりました。
お坊さん(師)が走る回るほど忙しい
ということに由来した語源の【師走】。
皆さんもそうかと思いますが、
本当に師走は、何かと忙しいですよね!
私も今年は更にバタバタ駆け抜けています笑。
というのも、
毎月のルーティンに加え、
12月となると、
年末の締め処理や来年の予定表などの
年1回の事務処理が加わるのですが、
それ以外にも、
来年からはスタッフさんが新たに加入予定!
HPの写真も少しばかり変更予定で、
そうした準備も加わって、
今まで以上の忙しさです汗。
でも、
よりよい来年が来ることを願って。
自分が決めたことだと気を引き締めて。
がんばります^^!
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さてさて。
今日は、教室便り(12・1月合併号)にも掲載している、
【目標達成癖をつける】ということについて。
お話したいと思います。
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・ダイエット
・筋トレ
・英会話
・料理など…
皆さんもいつかやろうと思っているけれど、
なかなか手が付けられない事はありませんか?
一方で、
目標を決めて頑張ってみたけれど、
挫折した経験は誰にでもあると思います。
(もちろん私にもあります笑)
さて。
そんな目標を
次々と達成していく人とそうでない人。
この違いは何だと思いますか?
性格?
適性?
環境??
確かにそれもあるかもしれません。
しかし、それ以上に
【達成癖があるかどうかの違い】
が大きいと私は思います。
目標を決めたら、
「計画を立てる」「実行する」。
このプロセスが正しくできれば、
どんなことにも応用できます。
この目標達成癖をつけるためには、
大人の手助けが必要です。
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まず、目標設定の手助けです。
目標は小さすぎても、大きすぎてもいけません。
お子さんの性格や能力、経験等に合わせて、
少し頑張れば達成できる目標から、
ストレッチの効いた目標まで、
どれがふさわしいかを見極めましょう。
当然のことですが、
特に子どもの性格は、
目標設定の見極めにとても重要です。
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例えば、
チャレンジ精神心旺盛なのか、慎重なのか。
慎重派の子どもに、
たとえ能力があるからといって
始めからストレッチが効きすぎた目標は適切ではありません。
だからといって、
「うちの子はチャレンジ精神旺盛だから」と、
無謀な目標を設定することも、
子どもの継続的なやる気・成長を考えた時、
適切ではないことは、火を見るよりも明らかです。
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子どもの能力・性格を踏まえ、
目標設定をハンドリングすることが、
周りの大人の重要な役割です。
とはいえ、言うのは易し…で、
子ども一人一人、
性格も能力も経験も違うからこそ、
この設定がとても難しいところでもあります。
だからこそ、
私は子どもであっても、
一緒に目標を考えることを大事に考えていますし、
また、私よりも誰よりも
生徒のことを知り、
大事に考えている親御さんとの
コミュニケーションを大事にしています。
また、その目標に対する、
子ども自身の”熱量”も重要です。
(親御さんの熱量の方が子どもより高い場合、
時に目標までの過程が、子どもにとって、
とてもつらくなる場合があります。)
子ども自身の”熱量”を上げる
言葉かけも大事にしています。
そのためには、
“具体的に”出来たことを褒める・認める。
目標を達成した時の様子、
目標達成した後の姿を、
“具体的に”イメージさせる。
そう、“具体的”なことが子どもには大切です。
そして、具体的に伝えるためには、
子どもをしっかり見ていないと出来ないのです。
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なお、大きな目標は、
段階的な到達目標を決めておくのが良いと思います。
最初から大きな目標を掲げ
「ほら、だから出来ないっていったでしょ」
といったことにならないように、
まずは出来るレベルで、
目標を達成させて褒める・認めてあげるのです。
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二つ目は計画のコツです。
これは、計画に余裕を作っておくこと。
どんな小さなことでも
毎日続けるというのは、とても難しいことです。
(大人であっても難しいもの。)
必ずやり続けられる、達成できるとは限りません。
躓くこと、出来なかったことも出てきます。
そんな時。
例えば、「毎日そろばんを10分練習する」が出来ない時には、
「一週間で合計1時間練習する」考え、
リカバリーを許すことも継続の上で重要です。
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以前、読んだ記事で、
「三日坊主であっても、
その三日坊主を3回、10回、50回…
と続ければ、立派な継続だ」
といった主旨の内容を読んだことがあります。
継続できなかった時には、
自分を責めるのではなく、
やり残しをリセットできるように
余裕を持った計画を作っておくことです。
大人はそれをサポートし、
「出来たね」
「頑張ったね」
「こんなに成長したね」
を繰り返していくことで、
目標達成のプロセスに必要なことを学んでいきます。
目標達成の癖づけができれば、
自らチャレンジしはじめる子どもに成長する。
そう、生徒たちを見ていて、実感しています。
nakazawa