子供の習い事の定番、そろばん!いつから習わせるのがいいの?

こんにちは!

7月に入りしましたが、
ジメジメしたお天気が続いていますね。

雨が降ると、
子どもの遊び場も限定的になるので、
早く梅雨明けしてくれないかなぁ。。。
なんて、思っていたりします(笑)

さてさて。

毎月1日に発行される、
そろばん情報マガジン【ソロマガ】。

(ご興味のある方は、
こちらより登録可能(無料)です。)

今回のそろばん情報の中に、
【子供の習い事の定番、そろばん!いつから習わせるのがいいの?】
と題した内容が書かれておりましたので、
ご紹介させていただきますね。


昔から根強い人気のそろばん教室。習い事の定番と言えるのではないでしょうか。
せっかくお金と時間をかけるのであれば、将来に役立つことを学ばせてあげたいですよね。

そろばんは、串に刺した珠の位置などで数を表現し、
複雑な計算を行う手助けをしてくれます。
昔から「読み・書き・そろばん」と言われる学問の基礎として扱われていますが、
現在でも小学3年生で必ず習うことになっています。

そろばんで求められるものは、
・制限時間内に決められた問題数をこなす
・問題の正解精度 
です。
膨大な計算をすべて間違えずに行うには、“集中力”が必要不可欠です。
集中力が身につくと、何に対しても落ち着いて取り組めるようになります。
落ち着いて長時間机に向かうことができるようになります。

私もそろばんの大きな特徴は、
ここだと思っています。

つまり、
【スピード】と【正確性】の両立が求められる
ということ。

スピードが早くても、
間違いだらけでは不合格になりますし、

いくら正確だからといっても、
制限時間内に量が解けなくては、NG。

そのためには、
集中力、練習量(忍耐力)、
小さなミスを減らす工夫、
緊張をコントロールする力なども
必要となります。

上記の力は、
そろばんに限らず、
学校の中でも、
受験の時にも、
社会に出てからも…。

とても重要なスキルになると思っています。

最近の学校では競争を避ける傾向にありますが、
互いに刺激しあって高め合うという環境は、
子ども自身が実力を見極め自ら目標を立てて努力することが習慣づけられます。
そろばん教室はもちろんのこと、そろばん大会等を通して、
お互いに切磋琢磨して一緒に成長するという貴重な体験をすることができます。
上記の能力を身につけることによって、
他の全ての勉強の役に立つことは間違いないでしょう。

では、そろばんを始めるにはいつからがいいのか。
そろばんを習い始める時期に、はっきりとした決まりはありません。
計算に興味を持ち始める幼稚園年長ぐらいから始めてもいいですし、
学校で習い始める小学校3年生になる前後で始めても効果はあるといえます。
まずは子ども自身が興味を持てるように促すことが大切です。

私はまだ指導者としては
3年程の若輩者になりますが、
そろばんを開始する時期は
必ずしも早ければいい、とは思っていません。
(下の引用文にも、同様の見解が書かれています。)

子どもがそろばんに興味を持っている、
ないし、
そろばんに興味を持つように、
サポートできる状況にある。

その時にスタートするのが、
一番、子どもも楽しく、
また親も負担なくスタートできるのでは、
と感じています。

いつまで続けるかは、子どもによって様々です。
部活動で忙しくなる中学生まで続ける子や、
そろばん検定での昇級を目標に習い続ける子もいます。
そろばん検定で3級が取れるくらいになると、
頭の中でそろばんをイメージして暗算に強くなるといわれるので、
3級を目安にする場合も多いようです。
いつまでやるかは、子どもの状況に合わせて考えてあげると良いでしょう

様々な効果が期待できるそろばんですが、
そろばんを習わせる上で注意すべき点もあります。
そろばんは、習い始めるのが早ければ早いほど良いというわけではありません。

幼稚園児にそろばんを教えることと、
ある程度数の概念が分かっている小学生に教えるのとでは、
理解して吸収する効率が違うのです。
さらに小学校の授業での足し算の教え方はそろばんの考え方とは全く違うため、
子どもが混乱してしまう可能性もあるとのことです。
子どもの興味や成長に合わせて習い始める時期を見極めること、
そして何より本人が楽しく続けられないと効果がないため
無理強いしないようにすること、に注意が必要と言えるでしょう。

そろばん教室で習うことの最大の特長は、先生と友達がいることによって、
自然とやる気が出て、競争力を養いながら学ぶことができる点と言えるでしょう。
分からないことがあればすぐに先生に聞けるため、スムーズに学ぶことができます。

教室選びの際は
・先生の目が、生徒一人一人に行き届いているか
・競技大会に参加しているか
・楽しんで通うための工夫があるか
・目的に見合っているか

等を検討した上で選ぶとよいでしょう。

私も親として、
習い事に求める部分は
・先生の目が、子どもに行き届いているか
・先生が魅力的か
・子どもが楽しんで通えるか

といった点です。

一方、指導者として、
意識している点は、
「生徒たちの、そろばんスキルの向上」です。

なぜなら、良い指導者とは、
【その生徒の能力を引き上げられる人】
だと思っているからです。

優しい先生か、厳しい先生か。
面白い先生か、真面目な先生か。
それは、どちらでも良いと思うのです。

あくまでそうした先生の特徴は、
子どもの成長を促す上での
子どもとの相性で、良し悪しが変わってきます。

目的は、【生徒の能力を向上させること】。
そこを忘れてはいけないと思っています。

もちろん、そのためには、
生徒一人ひとりの特徴やペース、
保護者さまの考え方を
総合的に見る必要があります。

継続なくして、成長はありません(厳しい)ので、
継続できる工夫・言葉かけ・環境づくりも
工夫しないといけません。

常にそうしたことを意識しながら、
指導にあたっています。

*

そろばんには計算力がアップするだけでなく、
右脳の強化による記憶力の向上や集中力の向上などの効果も得られます。
加えて、月謝も比較的安いため幼児教育の中でもお勧めの習い事の一つです。
しかし、時期が早すぎたり無理に通わせたりしてしまうと逆効果になりますので、
子どもの興味と成長の度合いをみながら検討することをお勧めします。

どんな習い事であれ、
子どもの興味や成長との兼ね合い。

そうした面も含め、
周りの大人は見ていかなくてはならないと思っています。

それでは^^

nakazawa

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