そろばんの計測方法は、カウントダウンだけ??

こんにちは!
梅雨入りしたことで、安定しないお天気が続いていますね。

発熱や体調不良のお話を聞きますので、
(そんな我が家も先週は次男の体調不良でてんやわんやでした。。)
どうか皆様、お体ご自愛下さい…!
*

さて、今日は【そろばんでの計測】について。
お話したいと思います。

そろばんの1つの特徴といえば、
検定であれ、競技大会であれ、
計測をして問題を解いていくこと。

制限時間内に一定の点数を取ることで、
合格・進級となるため、
【スピード】と【正確性】の両立…
相反するような能力が、そろばんでは求められます。
*

そのため、そろばんの練習では約10分(当教室では9分半)、
暗算練習ですと、1分半(検定前や場合によっては3分)の計測をしながら、
生徒の理解度や進捗を見つつ、練習を進めていきます。
*

とはいえ、
まだ進級したばかりで問題数がおけず、
計測を嫌がる(怖がる)生徒がいたり、

その日のモチベーションによっては、
のんびりモードで進める生徒も時々います。

(特に低学年の生徒では、
カウントダウンすることで焦ったり、
ドキドキして怖い!と話す生徒もいたりします。)
*

そうした時…
いつもでしたら、カウントダウンで行う計測を少し変え、
『今日、カウントアップで
10問何分でできるチャレンジしてみる?』
などと提案してみたりします。

やることは変わらず、
そろばん練習なのですが、生徒にとっては、
いつもと違って新鮮に感じたり、
ゲーム感覚になる部分もあるのか、
急にやる気に火がついたりします(笑)◎  

(個々に提案することで、
特別感や自分事に感じる面もあるのかもしれません。)
*

まだまだ量がおけない生徒には、
『時間がかかってもいいからね〜!
まずはやってみよう!』

やる気が出ていなかった生徒には、
『さぁ、何分で出切るかな〜♪』
などの言葉を添えることで、

【挑戦自体を大事にすること】や、
【楽しそうな演出】を加えてみたり、

『10問でやってみる?15問でやってみる?』といった
【小さな選択肢を与えることで、
本人の意志も上手く活用する工夫】
を意識しています。
*

当たり前のことにはなりますが、
上達するためには、【そろばんの練習は必須】。

その必須の練習をどう効果的に行っていくか。

1問でも2問でも多く、問題に触れるには?

そんなちょっとした工夫の繰り返しで、
生徒のやってみる
→ちょっと出来た!
→またやってみようかな
→前回より出来るようになった!

…そんな螺旋階段のような、
好循環のスパイラルをイメージしながら、
日々目の前の生徒と向き合っています。
*

ご自宅でも練習をサポートする際には、
10分計測!に固執せず、
ご自宅だから出来るやり方…
・大人と競争してみたり、
・3分だけ集中特訓!と銘打ってみたり、
・子どもにそろばんの先生をしてもらったり…

時々なら
・ゴロンとしながら暗算してみるもいいと思います。(笑)

ぜひ練習が続くやり方、工夫で、
行ってみて頂けたらと思います(^^)

nakazawa

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