壁にぶち当たったときの忍耐力

こんにちは、栗崎です。
昨日の肌寒さから打って変わって
夏の暑さが一気にやってまいりました。
五月なのに冷房を入れる罪悪感…なんて言ってられません。
急に暑くなると、まだ体が夏の暑さに馴染んでいなくて
いつもより熱中症の危険が!
暑い
油断大敵です!
異様な熱を感じたら即涼しいところに避難して
体温調節、水分補給、と暑さ対策していきましょう。
さて、今日は忍耐力の話です。
そろばんに限らずいろんな習い事において
壁にぶち当たる瞬間が何回も出てくると思います。
特に新しいことや難しいことを習ったり始めたりすると
上手くできなくてイライラしたり悲しくなったり…
なんて負の感情に見舞われたことはありませんか?
初めから万事上手くできる、なんて超人はおりません。
今は上手くできなくても上手くできるようになりたいから練習をする、
というのが習い事の醍醐味!
出来ない事を悲観することはありません。
もちろん何回も挑戦して
それでも上手いことできなくて
心の折り合いがつかなくてもういやになっちゃう、
なんて日もあるかと思います。
私も忍耐力がない幼少期(といいつつすでに小学生中学年の頃)
そろばんの答えが合わなくては泣きながら弾いた経験があります。
(異様な気配に気づいた先生が一緒にやってくれてすぐ答えが合いました…
終わってみればなんだったんだアレは…となるのですが、
実際その瞬間の自分は視野が狭くなっていて
「私はそろばんできない子なんだ…」と悲劇の主人公の如く落ち込んでいました)
ちなみに見取算でひたすら6+7で「7足せない時は、3を引いてから10をたす」で13となるところを
下の枠に3足して5珠を引いて14になっていたという見取算やるやるミスをしていました。
(変身が絡むくり上がりのたし算です、ステップしっかり復習しましょう)
さて、この大人になってもずっと欲しい忍耐力ですが
もちろん一朝一夕でつくなら、
ついてくれるなら
どれほど子育てが楽か…
ええ、すぐに定着するものではありません。
じわじわと沢山の経験が積み重なったものが忍耐力です。
今回はそろばんの話で置き換えます。
たとえば珠算7級に入って。
新しい二桁✖️二桁のかけ算がうまくできない
見取算が15口に増えて全然正解できない
なんて壁にぶち当たったとき。
一旦精神状態を確認します。
①完全にやりたくないモード
見たくない、向き合うのがしんどい、なんなら泣きたい
そんなメンタルに突入したら
一旦気持ちをリセットするためにも逃げましょう
逃げる、といっても一時的に、です。
リフレッシュに暗算チャレンジしましょう。
なんなら前の花丸もらってるページを見て気持ちを上向きにさせても良いですね。
②一人じゃなきゃできるもんモード
たぶん先生とやったらできる、
誰か一緒にやってほしい、見ててほしいしそのあと出来たらめちゃくちゃ褒めて欲しい
これはだいぶ折り返しにきてます
あと一歩のところでつまづいちゃっただけなので
一回、もしくは本人の自信がつくまで何回か、一緒にやりましょう
一回で出来なくていいんです
一回聞いただけで全部できる人もそうそう居ません
私も何回も聞いてしまいます、
何回も聞いていいんです
どうにかしたいから、と聞いてくれるその姿勢が百点です
ここで、
①のモードになった時にどれくらいの時間で切り替えられるかが忍耐力に繋がってきます。
短ければ短いほど忍耐力や立ち上がる力が強いです。
自分で「◯◯分だけ違うことしよう」と決めてもいいですし、
最初は先生と「回復するのに◯分だけ休憩したい」と決めてもいいです。
この時間をとった後に、②に移行できればバッチリです。
いつもこうなっちゃってる…と思わなくても良いです。
毎回メンタルが落ち込んでしまっても、
「今日は前回より復活早いね」
「自分から進んで切り替えられたね」と
前の自分より良い方に進めていればバッチリです。
日によって体調や調子もばらつきがありますもんね。
ただ前回より上手く持ち直せたら
その事をしっかり胸に刻んで自分を褒めてあげましょう。
褒めた後はしっかり壁に立ち向かってみましょう。
繰り返していく事で、意外と壁がそこまで高くなくなっていたりするかもしれません。
足元には高く積み上げられてきた経験があるので。
ただし夏の暑さには我慢しないでくださいね
栗崎
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