こんにちは!
中澤です。
気づけば、5月ももう最終週(!)。
来週からは6月、
夏休みやら競技大会やら、
色々と近づいてきます笑
今年の夏はどんなイベントをしよう…?
シャープペン作りの次はボールペン作り!?
缶バッチの次は、ミラー作りもあり!?
実験系も興味あるのですが、
誰か先生やってくれませんかーー!
大募集です笑^^
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☟過去のイベントあれこれ☆
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さてさて。
本日は、教室便りにも掲載している、
『怠け者の脳を働き者にする方法』について。
お話したいと思います。
実は、脳みそというのは、
本来怠け者であるということをご存じでしょうか。
脳みそに負荷をかけるというのは、
脳みそにとってストレスになるため、
ラクをしたがる性質があるそうです。
(だからこそ習慣化し、
脳が考えずとも動ける・
出来るようにすることって、とっても大事!)
論理的に何かを考える時、
脳みそは相当のエネルギーを使います。
本を読むことは、
能動的に頭を働かせるので
エネルギーが必要ですが
動画を見ることは、
受動的で、文字を読むよりも
脳みそはラクができます。
SNSのショート動画や
TikTokなどが流行っていますが、
脳を働かせなくていいので、
だらだらと長時間見てしまいますよね。
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しかし、
運動をしなければ体力がつかないのと同じで、
頭も働かせなければ、頭は良くなりません。
脳は、使えば使うほど、
発達をしますので、
(もちろん臨界期などもありますが)
沢山脳を使ったほうが良いことは明らかです。
運動が好きな人は、
運動した時に得られる快感を脳が知っています。
学習もこれと同じで、
出来たとか、楽しいとかいう快感を
求める癖をつけると勉強好きになるのです。
では、どうしたら勉強が「楽しい」と思えるのでしょうか?
一番のカギは、
「ちょっと頑張ればできる」体験を積み重ねることです。
いきなり難しい問題を与えても、
脳はストレスを感じて「もうやりたくない」と思ってしまいます。
でも、少しだけ頑張れば
答えにたどり着けるような問題を
クリアできた時、「できた!」という快感が生まれます。
この感覚が、脳にとってのご褒美になるのです。
<参考ブログ>
・そろばんを教えながら思い出した【ヨコミネ式4つのやる気スイッチ】
そろばん検定試験は、
制限時間がありますので、
練習もタイムアタック形式(計り練習)で行います。
「前回より早くできた!」とか
「あと、もう少し!」というゲーム的な要素は、
「もう一回やりたい」という気持ちにさせます。
宿題や漢字の書き取りをするときにも
タイムアタック形式を取り入れると
ゲーム感覚で取り組むことができます。
ネーミングを面白くするだけでも、
子ども達は「何々??」と興味津々で
学習に繋がったりもします^^
(毎月開催するゲームプリントがまさにそれです!
内容は練習問題ですが、
「ゲームプリント」という名前と、
生徒同士の対戦型、勝ったら妖怪カードゲット!など、
そうした環境セットで、楽しんで生徒が問題に挑戦します♪)
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「もう一回やりたい!」と思わせたら大成功!
親子で勝負するのも楽しいですね。
間違っても怒らず
(これが親目線になると難しい・・・)、
「あ、ここ惜しかったね!」と
一緒に振り返ることで、
子どもは失敗を恐れなくなります。
(余談ですが、
以前、塾講師の方が、
「子どもは本来テストは
『〇点取れた!』とか『▲▲さんに勝てた!』など、
ゲームのようなもので好きなもの。
それを大人が『〇点なんてダメじゃない』
『なんでこんなところで間違うの!』など、
否定することでテストを嫌がる・怖がるようになる。
間違った部分は、成長に繋がる宝物だと思ってください」
と仰っていて、
確かに周りの大人の評価軸・伝え方が、
子どもの好き嫌い・得意不得意の形成に影響すると、
身を引き締めた次第です。)
また、結果だけでなく、
「がんばっている姿」を是非ほめてあげてください。
「今日も10分集中できたね!」
「昨日より速くできたね!」など、
小さな成長に目を向けることで、
子どもは「自分はやればできる」と自信を持てるようになります。
勉強を楽しいと思える子は、
学びを自分から求めるようになります。
その第一歩は、
「頭を使うって気持ちいいね」という体験を沢山すること。
言うのは易しな面はもちろんありますが、
頭の片隅に留めておくだけでも
きっと言葉や働きかけが変わってくると思っています。
そんな想いで、
私も日々、生徒に声がけ・指導を意識しています。
ぜひ親子でも取り組んでみてくださいね^^!