こんにちは!
今日から11月ですね!
そして昨日はハロウィーン本番…もですが、
当教室では、珠算検定・暗算検定の本番でした!
検定を受けた生徒のみんな、お疲れ様でした!
家でも頑張って練習してくれている生徒が多く、
その頑張りが、昨日の試験で存分に発揮出来ていたら…と願っています。
そして、毎回ですが、
集中できるよう、(いつにも以上に!)
静かにしてくれていた生徒のみんなもどうもありがとう^^
発表は来週の水曜日…!
そろネットでは、日が変わったらすぐ確認できます(笑)
みんな、合格していますように…!!
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さてさて。
常々生徒に対し、
またこちらのブログでも時々書いている、努力の大切さ。
昨日、読んでいた本もまた努力の重要性について
書かれたもので、気になった内容もありましたので、
シェアさせてもらおうかと思います。
山口真由さん著
『天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある』というものです。
山口真由さんとは、
テレビにも出演されている方で、
の東大法学部を首席で卒業し、
財務省、弁護士と経歴もまたすごい方です。
努力が大切であることは、
多くの人が納得するところかと思いますが、
山口さん曰く、
努力をしたくても、上手くできないという人もいる。
その努力というものを、”技術”として見て、
その技術を習得するためのノウハウ本として、
本書は位置づけられているようです。
努力することは、反復・継続することであり、
その努力を
➀始めるための方法論
➁続けるための方法論
➂完遂するための方法論
にわけて、本書は書かれていました。
勉強という観点で、
具体的に興味深かった内容は「読む」ことに関する内容。
(「読む」「聞く」「書く」「話す」の4つの分野に分けたとき、
山口さんは「読む」能力に長けているようです。)
同じようなことを3通りに表現したものを読むのと、
同じ記載を3回読むのは全く別の行為。
反復・継続といった視点でいえば、軍配は後者に上がります。
読書に手間と時間をかけないこと。
読むことに関しては、とにかく回数をこなすのが鉄則。
2時間かけて1度精読するのではなく、30分で4回ページをめくり続けた方が頭に入ります。
特に前述のものは、問題集選びなどでやりがちですよね。
例えば、
この参考書で数学を勉強しよう!と思ったものの、
全て受験の内容を網羅できているか心配で、
もう1冊、さらにもう1冊買ってしまう…
なんてこと、ありませんでしたか(笑)?
(教本は1冊にこだわる、その大切さについても書かれていました。)
それよりも、
こだわって選んだ1冊を何度も繰り返し使う方が、
反復・継続行為となり、より効果が得やすいそうです。
そして読み進めていくと、
努力が続く習い事・続かない習い事として、
思いがけず、そろばんの話が出てきました(!)
ピアノや習字の習い事も話の対象に出しながら、
そろばんは進級試験の際に、
かけ算、わり算、見取り算すべてで
7割以上取れれば進級と明確に決まっていました。
明確な基準があるそろばんならば、
誰がどう評価しても、すべてで7割以上を達成していればいいのです。
こういった客観的な評価のほうが、
努力をし続けるには向いているといえます。
またライバルの存在をうまく取り入れることで、
努力を続けやすくなることも方法論の1つに書かれていました。
(ちょうど今月のお便りでライバルの存在の大切さについて書いたところです(笑))
客観的基準、進級制度、年齢を超えたライバルの存在。
こういった点も、
そろばんの良さとしてあげれるなぁ、と思わせてもらった本でした。
nakazawa
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