成長に重要なライバルの存在。但し、私が気をつけている働きかけ。

こんにちは!

今週もあっという間に金曜日ですね。
今週末は大学の友達と集合予定^^

土曜日に予定をなかなか入れれなかったので、
久々のお休みに何だか嬉しくなります。

さてさて。
昨日は、山口真由さんの本に書かれていた、
努力し続ける方法について、
そろばんの話も交えながら書かせていただきました。
(記事はこちら

その中で、努力を続けるための方法論の一つとして、
ライバルの存在の重要性をあげられていました。

今月のお便りでも記載しておりますが、
互いに競えるライバルの存在は、本当に貴重だと感じています。

皆さんもすでに経験上、納得される内容かと思いますが、
ライバルがいることで、お互いに切磋琢磨し、
新しいものや新しい方法が生まれる大きなモチベーションにもなります。

ライバルとの競争を楽しみながら、良いところはマネをして、
「あの子には負けたくない!」という気持ちになることで、
自分のモチベーションが高まり、今よりもっと成長した自分に出えるかもしれません。

しかし、ここで私が気をつけていること…
あくまで私の考えですが、

目標までの”過程”では、
ぜひライバルと競いあって、高めあって成長していってほしいと思っていますが、

目標に対して”結果”がでた時。

そこはライバルとの差に一喜一憂するのではなく、
過去の自分との差、成長した部分で、
しっかり評価してほしい
なと思っています。

と、いいますのも、
日本珠算連盟主催の、
全国そろばんコンクールに出場していた頃。

その地域で、
その年は優勝、前年は優勝だか入賞という結果だったのですが、

私は優勝したことを単純に喜んでいたのですが、
その結果を受け、父からは一言だけ。

「昨年より点数が低くて、何が優勝だ。」

全く褒めてもらえず(!)、
未だにおぼろげながら、記憶に残っています(笑)

(実は学年があがり、問題の難易度が上がっていたのですが、
その時は父はそのことを知らず、
単純に去年からの成長がないと思ったという、裏話もあります(笑))

まさに前述した話です。

目標までの道のりとして、
あの子には勝ちたい!優勝したい!と思い、頑張ること、
ライバルと切磋琢磨することは非常に良いことですが、

結果に対して…
ライバルという相対的評価で、単に勝ったことを喜んでも、
一番大切な部分が…自分が成長したのかどうかが分からない。

結果に対しては、
絶対評価…要は、
自分が去年(過去)と比較してどれくらい成長したのか、を見るべきなのです。

そうした意識で、
生徒には効果的な働きかけを日々模索しています。

nakazawa

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