こんにちは!
あっという間に、
10月に入りましたね。
暑さもだいぶ和らぎ、
過ごしやすい日も増えてきました^^
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10月といえば、ハロウィーン!
ということで、
今月の教室便りには、
毎年恒例のハロウィンチケットがついています♪
(※今年度より、教室便りを
電子版にさせていただきましたが、
今回はチケット付きとなりますので、
電子版と併せ、紙面版にてお渡ししております。)
10月20日~利用可となっています。
お楽しみに^^
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さてさて。
今日は、【ぶんちんの重要性】について。
お話したいと思います。
そろばんを弾いている最中に、
問題用紙がズレないよう、
おさえる役割を果たす【ぶんちん】。
ホップ・ステップ・ジャンプの冊子を
使っている間は、
ぶんちんを特段必要としませんが、
上記の冊子が終わり、
9級の導入プリントや
9級のプリントを使っての
練習がスタートすると、
ようやく??ぶんちんの出番となります笑!。
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さすがに上級を練習する生徒で、
「ぶんちんなくても、平気だよ~!」
なんて言う人はいないと思いますが、
まだ
9級を始めたばかりの生徒や、
8級あたりの生徒では
「え、ぶんちん要らない~」
「ぶんちん、なくても平気だよ~!」
なんて、話す生徒もちらほら。。
でも、
ぶんちんって、
(特に)見取算を練習する上で、
非常に!重要なんです…!
解ける問題量はもちろんのこと、
正解率に影響するのです…!
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見取算は、
基本、1口ずつ、
左手でそろばんを下にずらしながら、
右手でそろばんを弾いていきます。
その際、
ぶんちんがないと、
問題用紙がズレてしまうことは
想像に難くないと思います。
問題用紙がズレてしまいますと、
(当たり前ですが)手で用紙を直しますよね。
その時間…
そろばんでは、かなりのロスに…泣!
前述したとおり、
左手はそろばんを下に下にずらすために、
右手はそろばんを弾くために
終始、両手使っています。
本来、
問題用紙をおさえたり、ズレを直すために
使う手・時間はないのです。
それを問題用紙を
おさえる時間に使ってしまう。
そうすると一時的に
そろばんを動かす手が止まります。
場合によっては、
それが癖になって、
1口終わるごとに問題を直す・おさえる。
これによって、
ロスしてしまう時間は、
どれくらいか分かりますか?
1口終わって、
手で直す時間を1秒とすると…
1問で14口分⇒14秒
10問で⇒140秒
≒2分半!
制限時間10分のうちの2分半…!
問題用紙を直す時間に使ってしまうことに泣!
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日常生活の2分半は、
大したことないかもしれません。
しかし、
制限時間のある10分の中の、
2分半といったら、
かなり大きなウェイトを占めます。
2分半あったら、
見取算2問多く置けたり、
見直したりする時間に使えます。
早く解けるようになれば、
精神的なゆとりにも繋がります。
また、
問題用紙を直すタイミングで、
どこを弾いていたか
分からなくなってしまったり、
弾くテンポ・流れが止まることもあります。
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もちろん全部の問題で、
問題用紙をおさえていないとは思いますが、
クセって恐ろしいもの。
無意識で行っているので、
どれくらいこの無駄な作業に
時間を費やしているか
分からなくなってしまいますし、
この用紙を直すということが、
当たり前のように
そろばんの練習の流れに
組み込まれてしまう可能性もあります。
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そうした悪いクセにならないよう、
手を変え品を変え?(笑)
生徒たちには、
・ぶんちんの重要性、
・問題用紙を手を直すことへの問題点を
何度も伝えています。
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「鉛筆を持って弾くこと」
「ぶんちんを置いて、無駄な作業をしないこと」
「直しの際に消しゴムをつかわないこと」
「問題とそろばんをまっすぐに置く」など…、
単純そうに見えることでも、
そろばんにおいては、
成績が向上する改善ポイントはいくつもあります。
ご自宅での練習の際も、
ぜひ気づいたことについては、
お子さんに働きかけていただいたり、
ご相談いただけたら幸いです^^
それでは^^
nakazawa
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