こんにちは!
関東甲信越が、
とうとう梅雨入りしたようですね。
これから当面ジメジメした
お天気になりそうですが、
自宅時間を充実させたり、
息子との室内遊びを模索したいと思います(笑)
実際、最近の息子くんは、
オジギソウを育てたり、
テントウムシを育てたり、
先月、パパと行った潮干狩りで、
ゲットしたヤドカリやカニを育てることに夢中!
毎日、観察しては、
その様子を興奮気味に話してくれます(笑)。
そうした子どもの姿を見て、
子どもが好きなことを、
親として可能な限り、
尊重・伸ばせる人間でありたいと、
思う次第です。
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さてさて。
今日は、今月の教室便りに掲載しています、
【伸びる子は一芸に秀でる】について、
お話したいと思います。
どんな小さなことでも、
自信があることや、
一生懸命に努力した経験がある子は、
その後の人生において積極性があり、
意欲が高い傾向にあります。
それはスポーツでも、
音楽でも、勉強でも、
どのような分野であっても、
自分の強みだと、
“自分自身が”感じられる、
成功体験があればいいのです。
多少苦手なことがあっても、
それを上回る得意を
作ることの方が自信になります。
これまで消極的だった子が変わる時。
何らかの強い成功体験があることが、多々あります。
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そろばんを習う生徒の中には、
他の子よりも
「計算が得意/早い」、
「算数の時間は一番に手を挙げられる」
といったことで、自信を持つ生徒もいます。
学校で、かけ算九九を習う前に
かけ算九九がスラスラ言えることで、
自信を持つ生徒も少なくありません。
小さいことでもいいのです。
ちょっと出来る、
ちょっと知っている。
それが更なる、
子どものやる気や好奇心を刺激します。
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また、そろばんでは、
検定試験での合格や、
競技大会での活躍の場もあります。
検定での合格、競技大会での入賞が、
大人が思っている以上に、
子どもに自信ややる気、
その後の成長を促します。
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一方、特に競技大会などでは、
いつもとは違った雰囲気、緊張感、
レベルの高い生徒との関わりなど…
生徒たちにとって、
インパクトを受ける経験が多く、
「あの時、すごいスピードで解いている子がいた!」
「読上算で16桁を正解している生徒がいた!」
など、
大会からだいぶ時間が経過しても、
最近のように覚えていて、
興奮気味に話す生徒もいます(笑)^^
その様子を見ていて、
入賞ももちろん大事ですし、
指導者として、
入賞してほしい想いもありますが、
自分の考える枠や
その上限を超える存在を知ること、
すごい!と思える人を見つけることでも、
やる気を引き出すことが出来るなぁ、
と、しみじみ感じています。
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子どもたちは、本当に素直で柔軟。
「すごいものは、すごい!」
「かっこいいものは、かっこいい!」
と、素直に受け入れ、
伝えてくれる子が多いんです^^
こうした経験、想いが、
努力や目標につながり、
結果、子どもの成長や自信に
つながるケースも多々あります。
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コツコツと長い期間をかけ、
「継続することができた」
「苦しい時期もやり続けられた」
といった経験も、一つの自信につながります。
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【関連ブログ】
・心を強くするのは「●●」。
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上記のいずれにおいても、
特定の分野に長く関わる、深く関わること。
それがポイントとなります。
特定の分野に深く関わることは、
高い山ほど、すそ野が広いのと同じで、
そこから学ぶ教訓も多いものです。
現代は、子どもの習い事においても選択肢が豊富で、
色々な経験をさせたい、
という思いもあるかと思います。
視野を広げる事、
多くの選択肢を持ち、
得意分野を探す事も大切なことでしょう。
ただし、いつまでも
青い鳥探しのように
打ち込むことがないままでは、
身につけられることに限界があります。
一芸に秀でた何かを持つことは、
「やればできる」という、
自分自身への信頼を育みます。
その自信・信頼は、
その一芸だけにとどまらず、
今後いくつも経験するであろう、
壁や課題に直面した時に、
自分の大きな基盤となって、
自分をより成長させてくれる。
自分の一番のサポーターになってくれる。
私はそう思っています。
nakazawa