こんにちは!
8月も下旬。
先週末には、
24時間テレビが放映されていました。
24時間テレビを見ると、
いつも実家で過ごしていた日々を
懐かしく思い出します。
地元の夏祭りも、
毎年ほぼ同日に行われていたので、
テレビを見ながら、
お祭りに行ったり、花火を見たり。
今では戻ることができない
亡き両親との大事な時間でもあり、
ちょっと切ない気持ちにもなりますが、
ここ数年は、
母親となり親目線で、
ウルッとしてしまうことが多くなりました(笑)。
そんな母親を尻目に、
4歳の息子には最近、
「抱っこしないで~」と言われます。
え、もうだめですか?
寂しいんですけど…!!!(笑)
⋆
さてさて。
前置きはこれくらいにしまして(笑)、
今日は先日読んだこちらの本について。
書きたいと思います。
『最高の教師がマンガで教える、目標達成のルール』
です。
最近、紹介している本が、
マンガで読みやすいのばかりで恐縮ですが(汗)、
隙間時間にも読みやすくて、
忙しい方にもおすすめです^^
⋆
著書の原田隆史さんは、
大阪市内の公立中学校に20年間勤務。
保健体育指導、生徒指導に注力、
問題を抱える教育現場を次々と立て直し、
独自の育成手法「原田メソッド」により、
勤務3校目の陸上競技部を
7年間で13回の日本一に導いた方です。
⋆
そんな著者がこちらの本の中で、
心の強さを支えるものについて、
言及していました。
ここ一番の大事なとき、
人の心の中に出てくることは、
スポーツでも勉強でも仕事でも同じです。
それは「自信」と「不安」です。
その二つが心の中で交錯します。
自信を持ってやれば結果は出る、
しかし不安でびくびくした状態でやったら結果は出にくい。
⋆
これは、
そろばんの検定や競技大会でも、同様ですよね。
「上手くできないかも…」
「合格できないかも…」
と思いつつ、本番に臨んだ場合。
結果は厳しい方向に傾きやすい、
と感じています。
⋆
では、どうすれば不安を処理して、
自信に転換することができるのか。
大事なコツとして、
著者は「当たり前のことの継続」を挙げています。
ここで言う、
「当たり前のこと」というのは、
自身が一生懸命取り組んでいる、
勉強やスポーツ、そろばんといった
メインの内容ではありません。
皿洗いや掃除といった身の回りのことです。
そして、
私が本を読んでいて驚いたことは、
周囲の大人が
「身の回りのことを自分で行うことは大事だ」
と言っているだけではなく、
陸上で全国大会で優勝した生徒や
砲丸投げで日本一になった生徒自身が
そのように話しているという事実です。
私はある時期まで、
試合に勝つことによって
生徒の心が強くなると思っていました。
ところが全国大会で優勝した後で
生徒に聞いてみると「そうじゃない」という。
「優勝したら安心したけど、
賞状と金メダルをもらっても心は強くならない」
と全員が言いました。
「じゃ、みんな、心が強くなっていないのか?」
「めちゃめちゃ強くなっている」
「なんで?」
「清掃奉仕活動を続けて、練習を休まなかったから」
これをきいて私は気づいたのです。
「できることの継続、イレギュラーのない継続、そこに答えがある」。
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自分で「やる」と決めても、
「今日は夏休みだから…」
「今日は旅行に行くから…」
「熱が出たから…」と、
人間はやらない・出来ない理由を
正当化しがちです。
それを乗り越えることで、
本当の心の強さが生まれると
著者は話します。
【決めたことをやり切る、続けるかどうか】
そこでパフォーマンスの違いがでると。
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砲丸投げで日本一になった女子選手は、
優勝できた理由を
「皿洗いを一日も休まなかったから」
と話したそうです。
高熱を出して寝込んだ日さえ、
生徒自身の意思のもと、
枕元に皿を持って行って、皿洗いをしたそうです。
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こうした行動を継続するためには、
習慣化が必須になってくるかと思います。
人間の行動で、
意識的に行っている行動はわずか3%
97%の行動は、無意識の行動と言われています。
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自信を支えるものには、
その他に
「予測と準備」
そして、
「三日坊主OKの気持ちで続ける」
ことも挙げられていました。
成功する人は、
最低最悪の状況を予想し、
最高の準備を行い、楽観的に対応します。
失敗する人は、
楽観的に予想し、
最低の準備でサボり、悲観的に対応します。
⋆
最初は3日で終わってしまったことが、
次は5日続き、その次は10日続き…
と頑張れるようになれば、
それは成長したことにほかなりません。
三日坊主が10回続くと、
合計で30日継続したことになります。
何度も失敗してもいいという
「敗者復活」へと導いてください。
学校と家庭での大事な条件は、
子供たちが何回でも敗者復活できることです。
それが新しい挑戦への積極性と安心感をもたらします。
「失敗してもいい。
挑戦することが大事!」
まさに私も、
常々、生徒たちに話していることです。
特に、
子どもたちが大人になる頃には、
「失敗せず、いかに正しくやるか」よりも、
「挑戦心、創造力をいかに活用できるか」の方が、
重視される世の中になるように思います。
誰だって、
初めて挑戦することは不安なもの。
失敗だって出来ればしたくない、
恥ずかしい想いをしたくない、と思いがち。
でも、
失敗したって、
また挑戦して成功すればいい。
その過程でしか見えない世界、発見だってある。
子どものやる気・挑戦心をサポートする
大人でありたいな、と思ったのでした。
それでは^^
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