週1コースで、週1.5+αの価値を出すコツ。

こんにちは!

今日は朝から連盟の研修を受けに千葉へ出かけてきました^^

指導者も学び続けることを大事にしているいしど式。

講義自体もですが、
本部、加盟校の方々と情報共有もでき、
色々と勉強ができるので、とてもありがたく思っています!

さてさて!
今日は【週1コース】について、お話したいと思います。

私が加盟しているいしど式は、
そろばん教室では珍しく、
週1コースから通える教室となっています。

珍しいと書いたのには、
そろばんを習っていた方なら、
経験則的にご存じかと思いますが、

そろばんは練習量が成果に直結する習い事であり、
できれば週3…少なくとも週2は必須、
という考えがまだまだ多いと感じているからです。

私も、
通えるなら週2以上で通ってほしい
という想いは変わりません。

というもの、
自分自身の経験はもとより、
生徒を見ていて感じることは、

出来るから楽しい
⇒楽しいから授業に集中できる(休憩が少ない)
⇒集中するから(早々に)結果が出る
⇒結果が出るから達成感を感じる(この達成感がこの上なく楽しいという気持ちを作り出す)

というこの一連のサイクル。

このサイクルが、
練習する頻度が多ければ多いほど早く回り、
また、そのうち大人が言わなくとも、
一人で回すようになると感じているからです。
(この経験はそろばんだけではなく、
学校の授業や試験、社会でも役に立つものです。)

とはいえ、
他の習い事や塾との兼ね合いで、
どうしても週1しか通えない生徒もいます。

まずは試しに通わせたい…と、
週1コースを選択する方もいらっしゃると思います。

私も親なので、
どんな習い事に興味をもつか色々と試してみたい、
という気持ちもあるので、とてもよく分かります。

ですので、
週1回で通っている、通わせたい。

そんな生徒でも楽しく、
+αの成果を出すポイント・実例をお伝えしたいと思います。

それは、最初の導入問題集【ホップ・ステップ・ジャンプ】で、
唯一自宅でやってもいいとお伝えしている、
【ふくしゅう】ページを家で”トライ”する習慣をつけるというもの。

“トライ”と敢えて書いているのは、
何がなんでもやってこい、
という意味ではありません。

例えば、
教室で指使いを忘れてしまっていたら…

宿題だから…と、
無理にテキトーな指使いでやるのではなく、
(ましてや筆算計算はNG×)

忘れてしまった指使いを、
次の授業でしっかり覚えてこよう!と決め、
テキストを閉じてしまって問題ありません。

どこでつまづいているのかを把握できただけでも、
次の教室での目標が作れているだけでも、
一歩リードです◎

トライする習慣をつけることで、
指使いを覚えていて、家で一人で出来るときも出てくるはずです。

自分でできたとき。
頑張って取り組んだとき。

その時には…
しっかり褒めてあげてほしいのです。
それが驚くほど子どものやる気を引き出します。

そして教室に来て、
先生、宿題やってきた!となれば、
先生はべた褒めです(笑)!
(おうちでやってくること、できたことは
当たり前のこととは思っていないので)

特に導入冊子【ステップ】のタイミングでは、
冊子のほぼ半分が”ふくしゅう”ページとなっています。

1ページ進んだら…
ふくしゅうページ。
1ページ進んだら…
ふくしゅうページ。

ここを教室でやるか、おうちでやるかで、
進むスピードは倍近く変わってきます。

進みが早いことが楽しさややる気に繋がっていきます。

週1コースの生徒で毎回必ず、
ふくしゅうページを家でやってきてくれる生徒がいます。

授業は週1回だけですが、
家でも何回かそろばんを触ることで指使いを忘れず、
次の授業では復習をすることなく、
新たな指使いを学ぶ時間にあてることができています。

また分かることで、
教室でも集中して取り組む時間が長い傾向にあります。

宿題は原則出さないスタンスをとっていますし
(イヤイヤやっても成果に結びつきにくいため)、
他の習い事の練習や学校の宿題で、
そろばんの練習までムリ…
という場合もあるかと思いますので、無理強いはしていません。

しかし、子どもたちが、
今日はこのふくしゅうページを、
おうちでトライしてみよっかな!と思えるような
声がけ、働きかけは継続的にしていきたいと思っています。

人も会う頻度が多ければ多いほど、
相手に好意を持ちやすいと言いますが(ザイオンス効果)、
そろばんの練習に関しても、そうだなぁと思っています^^

nakazawa

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