昔のそろばんは、各位に珠が7個??

こんにちは!

気づけば、11月ももう最終週。。
毎度のことながら、本当に日が経つのが早くてびっくりします(笑)。

そんな中、先日、前職の会社の先輩とランチをしてきました♪

会社の話、育児、女性のキャリア形成など…
考え・悩みに共感できることが多々あり、時間が経つのがこれまたあっという間のひと時でした。

会社の同期はもとより、
いまだに先輩や後輩とも関わりを持てていること、本当にありがたいことです。

女性は特に選択肢が多く、またパートナーや子どもによる人生の変化の幅も大きい。

自身の考え・価値観を大事にしたいけど、それ以上に大事にしたいものもあり、
攻めと守り…優先順位づけ…
難しい選択が多いな、なんて思ったりもしました。

さてさて。

話は変わりますが、
先週末にたまたま見ていた情報番組で、
11月22日(金)公開の映画「決算!忠臣蔵」について特集をしていました。

本作は、東大教授・山本博文氏による『「忠臣蔵」の決算書』(新潮新書刊)を映画化したもの。

大石内蔵助が実際に残した決算書を基に、討ち入り計画の実像をお金の面から描く内容となっており、
石内蔵助を堤真一さんが、内蔵助を支える貧乏なそろばん侍・矢頭長助をナインティナインの岡村隆史さんが演じています。

堤さん・岡村さんが番組のインタビューを受ける中で、
岡村さんが、そろばんの練習について苦労話を語っていたのですが、

それもそのはず…
このそろばん…

上珠が2つ、下珠が5つのそろばんなのです…!

ぷぷっと笑ってしまう場面も(笑)

なぜこの形かというと、10進法ではなく、16進法のものだからです。

中国では16進法が使われており、
そのため、輸入されたそろばんは16進法であったとも、

江戸時代にはこの上珠2つのそろばんが多く使われており、
私たちに馴染みのそろばん(10進法)に統一されたのは、昭和に入ってからとも言われています。

余談ですが、中国伝来のそろばんは珠が丸かったのですが、
日本でより使いやすく、弾きやすく(そろばんの珠が弾いて戻ったりしないように)するために、
今のひし形のような形に改良していったと言われています。

そろばんの歴史の長さを改めて感じながら、
そうした伝統・良いものを今のニーズ・感性を踏まえながら、伝え続けたいと感じた次第です。

nakazawa

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