そろばん教室が、人間的魅力をつける場所にもなってほしい。

こんにちは!

今日もぐずついたお天気ですね。

今日で東京では7日連続での雨とのこと…!
寒い雨の日は、保育園への送迎だけでも、なかなか大変。。

明日には回復するそうです。どうか晴れますように…!

そんな昨日は11月の珠算・暗算検定日でした。

検定を受けた生徒のみなさん、お疲れさまでした^^!

家でも練習に取り組み、解いた問題を見せてくれる生徒も多く、
努力する大切さ、それが結果に繋がる実感を持てたら…と思っています。

検定では、本番独特の緊張感、練習と本番との違いを身をもって知れるよい機会でもあります。

本番を多く経験するほど、本番の大事さ・難しさを知り、より緊張しやすくなることもありますが、
そうした経験が、『緊張はするけど、それをコントロールできる、程よい緊張感に持っていける』力にも繋がります。

パフォーマンスが最も高くなるのは、程よい緊張感がある時とも言われています。
経験を自分の力・糧にしていきましょう!

さてさて。

今日は、【そろばん教室のそろばん習得以外の役割】について。
お話したいと思います。

私にとって、そろばん技術を指導することは、教室の役割として当然のことですが、

それ以外に、子ども達にとって、
そろばん・暗算の練習やそろばん教室での経験を通し、将来の自立に関わる…
・自己肯定感
・目標達成(遂行)能力
・忍耐力
・集中力
なども育てたいと思っています。

加えて、そろばん教室が生徒たちにとって
大事な社会の場、人間的魅力をつける場になってほしい、
とも思っています。

そろばん教室では、異学年の生徒が、異なる級を一緒に学んでいます。

・男女に関わらず、切磋琢磨できる良きライバルがいる
・年上の生徒が年下の生徒に優しく接する
・年下の生徒が憧れるお兄さん・お姉さん的存在がいる
・相手を思いやる、思いやる言葉がけができる
・素直に謝る、感謝する、認める

そうした優しさ・強さといった、人間的な魅力も身につけてほしいな、と思っています。

昨日も検定の際、
「鉛筆を忘れてきちゃった!」と焦る生徒に、
隣の生徒がそっと鉛筆を貸してあげていたり、

年中さんが「鉛筆削りたい…」と話した際に
3年生のお姉さんが、そっとえんぴつ削りを貸してあげ、
使い終わって「ありがとう」という年中さんに
みんながふふっと微笑んでいる姿を見て、ほっこりしました。

また、読上算などの練習では、
読上算が得意な生徒を見て、同じレベルの問題を解きたいと励む生徒、
それを少し嬉しそうにも、誇らしそうにもする生徒…。

そうした経験が、互いにとってよい影響を与え合っていると感じています。

最近、よく親御さんと話す中で、
「そろばんが●●にとって、一つの社会の場となっています」と言って頂いたり、
お手紙の中で「そろばんは、大切な場所です」と書いて頂いたりして、

私の方が嬉しくなることがあります。

頭の良さ、賢さだけではなく、人間的魅力もつける。

それがこれからの子供たちが生きていく社会の中でも、
充実した生き方を求める上でも重要になると思っています。

nakazawa

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