問題とそろばんの位置、ずれていませんか?

こんにちは!

10月も月末に近づき、
今週末は当教室の検定日です。

 

日々、早いなぁ、早いなぁと思いながら、
1日があっという間に過ぎていきます(笑)。

そんなこんなしている間に、
今年ももうすぐ終わりそうです…(!)

さて。
検定前についてですが、
受験前に勉強をしない生徒がいないように、
珠算検定も同様です。

「やれることはやった。」
「これで落ちても悔いはない。」

そう”本気で”
“自分が”思えるくらい
しっかり準備ができたら、
合格は目の前かなと思っています^^
(それでも上級になるほど、
なかなか合格が難しいんですけどね泣)

さてさて。

今日は、見取算がちょっと上手になるポイントとして、
【そろばんと問題用紙の位置】について。

お話したいと思います。

上級の生徒では、
あまりいないかと思いますが、

下級の生徒の中には、
今解いている問題と、
弾いてるそろばんの珠の位置がずれている
(まっすぐになっていない)生徒が時々います。

例えば、
5番目の問題を解いている場合、
5番目の問題と、
弾いているそろばんの珠の位置が、
まっすぐに配置されている方が、
そろばんは弾きやすいです。

解いている問題が、
左右にずれていると、
目線があっちこっちにいきやすく、

・そろばんを弾く際に時間がかかったり、
・桁の認識に時間がかかるとともに、
・珠がズレた際に気づけない、
といったことが起きがちです。

(特に4・5番目、
9・10番目の問題になると、
そろばんを問題用紙の中心に置いたまま、
問題と解こうとする生徒が増えるように思います。)

出来るだけそろばんの珠から、
視線を外さないこと、
目で見えるの範囲の中心にできるだけ、
そろばんを置いておくことで、
珠がズレた時にすぐに気づいて修正もできます。

特に桁が増えれば増えるほど、
【今、そろばんに入っている数字】を
正確に覚えてことが難しくなります。

(次々、足し引きを行っていくので、
そろばんに入っている数字が、
どんどん変わっていきます。)

出来るだけ目線は、そろばんに。

 

問題を見るときも、
視野の中に(できるだけ中心に)
そろばんを置いておく。

こうした小さな積み重ねが、
限られた時間の中で、
正確に問題を解くポイントになっていきます。

何度もお話していますが、
そろばんは【スピード】と【正確性】の両立が必要なものです。

どんなに早くても、
間違っていれば、進級はできませんし、

どんなに正確でも、
限られた時間の中で、
解けなければ、これもまた合格できません。

だからこそ
小さな工夫や取り組みが必要になりますし、
1分、1秒を大事にする姿勢が必要になります。

また上記を両立する上で、
集中力は必要不可欠ですし、
続ける忍耐力・継続力もないと、
そろばんは難しいのです。

一方で、
上級になればなるほど、
守破離に近いものかと思いますが、

指導内容を素直に受け入れつつ、
自分にあった方法を模索することが
必要になるときがあります。

弾き方や伝票のめくり、
暗算のやり方など…

少しずつ、
より正確に、
より早く置ける方法を
模索していきます。

私も途中から
・かけ算を両落としに変えたり、
・わり算の商は左手で置いていったり、
・四捨五入問題で省略を行ったり、
を、先生と相談しながら行っていきました。

※但し、途中から両落としに変えたり、
両手使いをすることは難易度が高いため、
必ず指導者と相談してください。

練習量が多い生徒でないと、
習得まで時間を要することが多く、
効果が発揮できないと思います。

小さな修正を面倒がらず、
素直に聞き入れて実践する。

コツコツと小さな努力を怠らない。

そうした姿勢もまた、
そろばんで学べるものだと思っています。

それでは^^

nakazawa

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