よく行っている生徒への声がけ。

こんにちは!

まだまだ寒い日が続きますね。

オミクロン株の拡大も続いており、
風邪予防・コロナ感染対策をしつつ、
生徒たちにも引き続き、手洗い・アルコールの徹底等、
働きかけしていきたいと思います。


さてさて。

次男が産まれてからは、
午前中の時間は育児をしながら、
事務処理やメール対応、授業準備を行っていますが、
息子のお昼寝時間(約1時間前後)で勝負!
といった状況が続いていて、日々焦っている私。。(笑)

今までは、午前中に3時間くらいまとまった時間があり、
授業外の業務を回しやすかったのですが、

今は息子が寝て、『よし!今だ!』と思っても、
宅急便のピンポーンで起きてしまったり、
パパのくしゃみで泣き出したり;_;、
そもそも、ベッドに置くとすぐ起きてしまったり…
と、なかなか、上手くいきません…(笑)


それなら、子ども達が寝ている早朝にやろう!としても、
最近は、3日に1度くらいしか起きられず…^^;
7時頃に目が覚めて、朝から絶望しそうになることも(笑)

 

とはいえ、
ミルクを戻しても、注射を打っても、
すぐにニコニコする息子はやっぱり可愛くて。(笑)

子どもって、本当に
【可愛さと大変さが両立している生き物】
だなぁと、しみじみ感じる日々です笑

そんなバタバタした日々ですが、
・隙間時間を活用しながら、
・優先順位をつけながら、
・断捨離しながら、
・仕事の出来ない部分を認めながら…

今の慌ただしさもまた懐かしく思えるよう、
育児も仕事も家事も、
自分が納得いくペースを見つけたいなと思っています!

さてさて。

前段に弱音も出てしまい(笑)?
長くなってしまいましたが、
今日は【よく行っている生徒への声がけ】について、書きたいと思います。

日々生徒たちには、
・そろばん指導における統一的な言葉がけ、
・小さな成長・出来た!に対する、具体的な肯定的言葉がけ
・ちょっとしたアイスブレーク的な会話
など…

色々と意識しながら言葉がけを行っていますが、
今日は些細だけど、私が大事にしている言葉がけをご紹介したいと思います。

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➀生徒個々の、具体的な目標問題数の設定

全部の問題(かけ算・わり算:各20問、見取算:10問)が、
解ければ一番ベストではありますが、

最初の頃は、なかなか問題数が解けず、
全然問題が解けないと、
モチベーションが下がってしまうこともあります。

生徒にももちろんよりますが、
まずは問題数の半分の部分だったり、

ギリギリ合格ラインと称し、
かけ算・わり算は12問目に、
見取算では6問目(※7級以下の場合)に星マークをつけて、

「まずは12問目標だよ~!」
「ここまでいけたら、バッチリ!」と、
ゴールを近く感じるように伝えて、
生徒のやる気を高める工夫をすることがあります。

面白いもので、ゴールが近くなると、
俄然やる気が高まり、その目標まで到達すると、
更に頑張るという生徒も少なくないですし、

今日は星マーク以上はしたくない、といった場合でも、
「よく頑張ったね♪今度は、13問目標にしちゃう!?」と、
次の具体的目標を提示し、少しずつストレッチしたりしています◎

 

➁【結果】よりも、【過程】を積極的に褒める

100点満点や合格点を取得することは、もちろん嬉しいことですが、
それ以上に、
・最後まで集中して取り組むこと、
・難しい問題にも果敢に挑戦すること、
・簡単な問題でも筆算などをせず、指使いを正しく練習すること
などは、とても大事なことで、
こうした目標に向けた【努力の過程】について、積極的に褒めるようにしています。

最近も、
珠算4級のわり算に苦戦している生徒がいたのですが、
2時間連続の授業時に、自らわり算特訓をしていて、
とても感心しましたし、
「出来る出来ないよりも、克服しようと努力する姿が素敵だし、
先生はそれが今日、とっても嬉しかった!」と伝えました^^

こうした努力の過程は、そろばんに限らず、
学校でも受験でも、社会に出てからも、とても重要な力となります。

こうした小さな積み重ねが1年、2年と経過した時に、大きな差となると思います。

 

➂生徒の名前を積極的に呼ぶ

指導の合間合間に、
「〇〇ちゃん、次がポイントだよ!」
「●●くん、そうそうその指使いだよ!」など、
生徒の名前を呼びながら指導しています。

そうすることで、
生徒がより集中して取り組んだり、
理解をしようと努力するように感じています。

また、
「先生、終わりました!」「分かりません!」と言った時に、
他の生徒の対応をしていて、
すぐにその生徒のところに行けないときがあります。

そうした時、
「●●ちゃん、次行くから、待っててね!(次の問題少し解いてみててね!)」
「○○くん、順番にいくね~」と、
“名前”を呼びながら、声がけするようにしています。

ちゃんと認識しているよ、ということを伝えることで、
「うん、分かった!」と生徒も安心しますし、
それまでの間、自ら「次の問題やってみる!」と挑戦する生徒も少なくありません^^

 

➃アイメッセージで伝える

これは何度かブログでも紹介している内容ですが、
アイメッセージとは、「私」を主語にして、
自分の感情を相手に伝える、
コミュニケーションのテクニックです。

「手伝いなさい」ではなく、
「手伝ってくれると、(“お母さんは”)助かるな」

「片付けなさい」ではなく、
「片付けてくれると、(“お父さんは”)嬉しいな」
と具合です。

一方、反対となるYOUメッセージは、
「あなた(今回でしたら、子ども)」
を主語にしたコミュニケーションになります。

 

「(あなたが)お片付けしなさい!」
「(あなたは)まだ宿題していないの?」
「(あなたは)一体今何時だと思っているの?!遅刻しちゃうでしょ!」
といった具体で、YOUメッセージの場合、しばしば、
相手を攻撃、相手に指示するようなメッセージの出し方になりがちです。

教室でも、アイメッセージを大事にしており、
「ここまで、進めなさい」ではなく、
「今日はここまで進められたら、(先生は)嬉しいな‘~!」

「暗算練習、2ページしなさい」ではなく、
「2ページできたら、(先生は)すごいね、ビックリするな!」など…

小さな言葉かけのようですが、
子どもに温かさ・愛情が伝わり、
それがやる気⇒ここまで出来た!⇒やれば出来る!
といった好循環・自己肯定感を生み出す、
一つのきっかけ・一歩になると感じています。


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他にも色々とありますが、
だいぶ長くなってしまったので、
今日はこれくらいにしたいと思います(笑)

小さな小さな工夫ですが、
これが日々日々重なることで、
生徒との関わり方、愛情の伝わり方、成長具合など…
変わってくると思っています。

 

せっかくの(1レッスン)45分。

そろばん力、非認知的能力、信頼関係の構築など…
その子の人間的な魅力・成長を後押ししたいなぁと思っています^^

nakazawa

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