見取算で課題となる、量と質について。

こんにちは!
中澤です。

今年も残すところ、5日となりました。

既に冬休みに入っている方も、いらっしゃるかと思います^^

帰省や旅行に行く予定を楽しそうに、
お話してくれる生徒もいました。

子ども時代に経験することは、
子どもたちにとって、
初めてのことが少なくないですよね。

だからこそ、
大人にとっては当たり前のことでも、
子どもにとってみたら、
とても大きなインパクト・刺激があったり、
楽しい思い出になるもの。

休み明けに、お土産話を聞けることを楽しみにしています⋆^^⋆

さて、先週末は、
当教室の検定試験の結果発表でした!

検定合格した皆さん、おめでとうございます!

今回、何名かリベンジ検定だったのですが、
前回の不合格の理由は、【見取算】。

そう、8割方、不合格の原因は見取算です。
※これはあくまで私の個人的見解ですが、
多くの先生が見取算が課題となる、
と感じていらっしゃるかと思います。

『なぜ、見取算が課題となるのか』について、
今日はお話したいと思います。

まず見取算は、級が上がるにつれ、
そもそもの問題数がおけない、
といった課題が如実に出てきます。

合格点に達する量が置けない
⇒検定になかなか進めない、

といったものです。

この量をおくためには、
練習【量】が、言わずもがな必須となります。

特に級が難しくなればなるほど、
練習量なくして、十分な問題数を解くことは至難の業となります。

また、練習量が足りないと、
問題の桁に慣れるのに時間がかかったり、
(そのため、スピーディに解けない)

問題の数字を、的確かつ正確に
把握することに時間がかかったりします。

そして、次に【質】の問題です。

見取算は、9級は5口(5回)、8級は10口、
そして7級以上は15口分、足し引きを行っていきます。
※全国珠算連盟の場合になります。

その中で、
・桁ズレを起こしてしまったり(例:3,045⇒345とそろばんに入れる)
・足し引きを誤ったり(例:-6,538⇒6,538と入れる)
・途中の口(足し引きする数字)を飛ばしてしまうなど、
様々なケアレスミスが発生しがち。

なぜなら、
珠算7級…2桁15口でさえ、
10問の問題を置くまでに、
ホップ~ジャンプで覚えた(基礎の)指使いを、
最低300回は行っていきます。

✔ 今どこを解いているのか正しく把握し、
✔ そこの数字を正しく認識し、
✔ その数字をそろばんに正しく入れていき、
✔ そのそろばんの答えを正しく書く。

どこか1つでもミスをしたら、
その問題は間違い、となってしまいます。

そう、
見取算は、否応でも集中力を要するのです。

しかも、
限られた時間で計算を行っていきますので、
その点からも集中力がつきますし、

また、
繰り返しの練習が必須となることから、
忍耐力も自ずと培われます。

指導者側として、量と質を意識しながら、
【量が質に転化する】ことも踏まえながら、)
生徒の性格や理解度に応じた言葉かけ・働きかけをする。

生徒と一緒に私自身も日々、
(特に!)試行錯誤したり、工夫しているものが見取算です笑

それでは^^

nakazawa

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