いしど式は宿題を出さない。その理由とは?

こんにちは!

今日から6月がスタート!
(1年の前半が終わろうとしていると思うと驚きです…笑)

今月は来月以降のイベント…
夏休みのそろランド(午前中のレッスン)であったり、
競技大会などに向けて、
少しずつ準備をしたいなぁと思っています^^

さてさて。

今日は今月の教室便りにも書いております、
『いしど式は宿題を出さない。その理由とは?』について、
お話したいと思います。

 


当教室が所属する、いしど式そろばん教室では、
・このページは宿題ページ
・1日●枚は宿題など…
画一的に宿題を出すことはしていません。

(生徒自身や親御さまから宿題のご要望がある場合や、
指導者から「自宅で練習してみる?」
「おうちの人に、どんな練習をしているか見てもらう?」
等と、生徒に働きかけた上で、
本人の様子を見つつ、宿題を出すこともあります。)

【参考】いしど式そろばんの特徴については、こちら

それは自主性を尊重し、
自ら努力する喜びをたくさん経験してほしい
からです。

もちろん自主性の尊重といっても、
年齢や性格によって、
自主性がまだ発揮できない時期であったり、
周りのサポートが必須の場合もありますので、
生徒の状況や親御さまのご意向を踏まえながら、
柔軟に対応させていただいておりますが、

与えられた課題をイヤイヤ、
面倒と思いながらこなすのではなく、

もう一歩先に進み、
自分で課題を見つけて取り組む習慣、
自分で決める楽しさ・達成感を
成長とともに少しずつに感じていってほしい

そうした想いで、生徒たちの指導にあたっています。


イヤイヤ取り組む内容を、
効果的に吸収することは難しいですよね。

だからこそ、
設定する問題量や難易度、
やってみようと思える(思わせる)
周りの大人の言葉かけなどは、とても重要。

例えば、自ら設定する日々の課題の量は、
決して本人が負担に感じる量を
目標にする必要はありません。
(もちろん、目標設定に期限が決まっている場合、
それでもその目標を叶えたい場合、
嫌でもやらないといけない時があります。)


大切なことは、
【1問でも、3問でも
コツコツ取り組める量を意識すること】。

なぜなら、
【上達において、継続が何より重要】であり、

継続をするためにも、
『今日も取り組んでもいいかな』
『明日もまたやろうかな』…
そう思える塩梅は、非常に重要だと思っています。

(その繰り返しの中で、
『今日も取り組んでいいかな』の量が増えたり、
問題の難易度が高まっても、
『今日も取り組んでみようかな』と思えるものです。)

特に低学年の生徒や未就学児の場合、
中長期目標・目線に立って、
『今苦しくても頑張ろう』
『やりたくなくても目標達成のためにやる』
といった視点で、
行動することは難しい場合が少なくありません。

だからこそ、その生徒にとっての
今時点での良い塩梅を見つけたり、
『またやろう』『自分で宿題を設定しよう』と
思えるサポートをしていくことが
周りにいる大人の役目だったりするのだと感じています。

生徒によっても、その時の状況によっても、
各々の塩梅は異なるからこそ、
日々生徒と向き合い、言葉を交わしながら、
目標を定めていくようにしています。

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☟以下は、当教室に通う親御さま向けのメッセージです。

いざ、お子様が意欲的になったとき、
家での練習をサポートしたいが、
方法がわからないといったこともあるかと存じます。

習熟度によりご提案が変わってきますので、
そろネット連絡帳や先月より開催しております
『保護者様ご相談会』をご活用いただき、
当方にご遠慮なく、ご相談頂けたら幸いです^^

よろしくお願いいたします。中澤
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