読上算練習…意識してほしいことは、〇〇〇!

こんにちは!

今週から本格的に夏休みがスタート!

当教室では、
毎年恒例のそろランドがスタートしました^^

そろランドとは、午前中に行う
通常レッスン+少しばかりの遊び時間(約60分)。

遊び時間は15分ほどと少ないのですが、
それでもそれが生徒たちにとって、
一番の楽しみで、そのために練習を頑張っている!?
とも言えます(笑)

参加人数が少なくなりやすい11時半~の回では、
スーパーボウルすくいや射的もやってみましたよ♪


*

人数が多いと、15分内での実施が厳しいのですが、
とっても好評なので、また次回はやり方など、
ブラッシュアップしたいなぁと思っています^^
*

さてさて、
今日は『読上算練習の時に、意識してほしいこと』
について。

お話したいと思います。

読上算とは、
指導者が問題を読み上げ、
それを生徒がそろばんで弾いていきます。
(暗算で行う場合には、読上暗算と言います。)

通常のそろばん練習とは異なり、
・見直しができない
(間違った際に数口前に戻ることがほぼ不可能)
・自分のペースで弾けない
(指導者のスピードに従う)ため、

通常のそろばんよりも、
集中力(傾聴力)や忍耐力が必要となります。

また、うまく弾けなかった…と、
その問題に固執していては、
次の問題にも影響してしまうため、
切替力も重要になります。


*

さて、そんな読上算。
検定(※)では、基本的に10口(10回)の
足し引きを計算していきます。
※ 全国珠算連盟の場合

教室の練習時にも、
同様に10口の練習をするのですが、
途中で間違ったり、読むスピードについてこれず、
そこで手を止めてしまう生徒がチラホラ。。

「せっかくの練習時間だから、
間違っていても最後まで解こうね!」
と伝えてみても、途中で
「間違っちゃった!」「ついていけなかった!」
となると、そこで気持ちがめげちゃうことがあります。

そんな時。
生徒たちに話すこと…
読上算練習で実はとっても大切なこと…

それは、
【1口正しく弾くよりも、読まれた桁の
位取りがすぐにできるよう、練習を重ねること】

位取りとは、数値の位を定めること。位付けであり、
・「5,423」と読まれたときに、
すぐに5千の場所を把握できるか、
・「26,738」と読まれたときに、
すぐに2万の場所を把握できるか、です。

この位取りに時間がかかり、
(例:『2万ってどこにいれるの??』となってしまい)
その間に、指導者が次の口を読みだしてしまい、
「もうついていけない!」となってしまう
パターンが少なくありません。

そのため、練習時には、
「先生が、~なりと言って、次の口を読みだしたら、
たとえ弾き終わってなくても、
次の口を優先して弾いてみてね!」

と伝えています。

読みながら、
「はい、もう次入って~」なんて言うこともあります。

そうすることで、
・途中で弾くことをやめなくなる(練習量が増える)
・答えで、最初の桁が合いやすくなり、手ごたえが掴める

といったメリットがあります。

また、そろばんでも暗算でも読上種目でも…
基本的に、大きな数から計算していくので、
概算ができるようになることは、
そろばんの一つのメリットです。

社会にでると、
緻密で正確な計算も大切ですが、
ざっくりとした数値・規模感を
瞬時に出せる力もまた重要になります。

読上算では、
この位取りがスムーズにできるようになると、
1口を正確に(最後まで)置くことは、
それほど難しくないように感じてます。

一緒にコツコツと練習、頑張りましょうね!

※生徒のみんなで自宅でも練習したい生徒は、
本HP内の指導動画も活用してね★
(最新のPWは、ソロネット内に掲載されています。)

nakazawa

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