季節を示す言葉、二十四節気のお話

こんにちは、寒くなってくると無性に今川焼きを欲してしまう栗崎です。
近所のスーパーで冷凍今川焼きの抹茶味が売られているのを見かけ、一時期やたら買っていました。

あんこも抹茶も美味しかったです。
(ところで、今川焼きと呼ぶか大判焼きと呼ぶかで悩みます)

12月に入りましたね。
日が沈むのも早くなってきました。
5部が始まる時間帯にはもう暗くて、スタートの挨拶の「こんばんは」を聞くと、

ああ、冬が来たなぁ⛄️としみじみ感じます。

 

冬至もあと3週間。
寒いのは苦手ですがゆず湯でポカポカするのは楽しみです。

 

ところで冬至ってなんでしょう?
調べると
二十四節気の一つ、一年で最も太陽が南に寄るため、北半球では一年で最も昼が短くなる日。
【対義語】夏至

と出てきます。
後半の部分は、太陽が南に寄る→

地球(地軸)は傾いていて公転しているので

季節によって太陽の当たり具合が変わる!

理科で習った!という方もいらっしゃるかもしれません。

※画像はウェザーニュースさんより引用

 

では前半の
二十四節気(にじゅうしせっき)ってなんでしょう?

季節を四つに分けたのが四季、春夏秋冬。
これをさらに細かく二十四に分けたのが二十四節気。

【春】
立春(りっしゅん)→雨水(うすい)→啓蟄(けいちつ)→
春分(しゅんぶん)→清明(せいめい)→穀雨(こくう)

春分は祝日にもあるので聞き馴染みがあります。

夏至と冬至の間、夜と昼の時間がちょうど同じになる日のことです。(秋分も同じですね)

啓蟄とは冬眠していた虫たちが動き出す季節という意味です。

 

【夏】
立夏(りっか)→小満(しょうまん)→芒種(ぼうしゅ)→

夏至(げし)→小暑(しょうしょ)→大暑(たいしょ)

芒種は夏至の前の時期にくるのですが
意味は稲や麦などの芒(のぎ)のある作物を植える季節とのこと。

今は田植えの時期は早まってますが昔は夏至の前、梅雨入りする前(6月ごろ)に植えていたそうです。歴史の勉強にもなりますね。

※芒は写真にある稲穂の先の棘のような先端の突起部分のこと

 

【秋】
立秋(りっしゅう)→処暑(しょしょ)→白露(はくろ)→

秋分(しゅうぶん)→寒露(かんろ)→霜降(そうこう)

暑さがおさまる処暑のあと、

まだ日中は暑くても朝晩が冷えてきて朝露が落ちる白露を迎えて

秋分の日がやってくる、という秋の流れ。

今年の秋は長引く夏にギュッと濃縮されてあっという間に過ぎてしまいましたが。
夏が終わって冬を迎える前の移り変わりが秋につまってますね。

 

【冬】
立冬(りっとう)→小雪(しょうせつ)→大雪(だいせつ)→

冬至(とうじ)→小寒(しょうかん)→大寒(だいかん)

文字だけで寒さが伝わりますね…。

小雪は雪が降り始める頃のこと。北風が吹き始め、いよいよ冬の寒さがやってくる季節とも言われます。
小寒はさらに寒さの厳しさが増す季節とのこと。
大寒は一年で最も寒い季節を指すそうです。
震えますね。

大寒のあと、春の立春へ繋がります。

 

春や夏は穀物に関わる単語が出てきたりと当時の生活感が窺えますが
冬に関しては
「寒い、寒い、寒いことしか考えられない」「この寒さの中、立春までしのぐぞ」
という思いがひしひしと伝わってきますね。

暖かいダウンやホッカイロのおかげで、冬の厳しい寒さでも外で活動できる現在に感謝です。

 

さて、今はまだ二十四節気の中でも小雪、つまり冬の寒さの入り口。

これから先も気温は下がっていくのでしっかり防寒対策をして

温かいものを美味しく食べて、この冬を乗り切りましょう。

栗崎

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