こんにちは!
中澤です。
とうとう12月に入りましたね。
2025年始まったばかりと思っていたのに、
今年も残りわずか。
本当に1年があっという間です。
皆様、今年はどんな1年でしたでしょうか。
私は家族共々、健康の重要性を痛感する年となりました。。
食事、睡眠、運動、ゆとりある時間設計…
ついつい猪突猛進になりぎみな自分を見直したいところです。笑

さてさて!
そんな年末・・・ですが、
今年最後の検定(12月21日(日))を
目標にしている生徒もたくさんいます。
そんな検定における、一番の壁といえば・・・
そう、見取算!!
見取算については、
今までも何度かブログに書いてきましたが、
・【見取算&伝票算】単位を読まず数字だけを読む。その思いがけないメリットとは?
・見取算の極意!急いでおくから早くなるのではない、●●しないから早くなる!
・見取算で間違いやすいクセ、傾向とは?
・見取算を早くはじけるようになる、ちょっとしたポイント。
今日はまた違った角度でお話をしたいと思います^^
*
先日、生徒と見取算の間違いを一緒に直していた時のこと。
3~5桁の見取算問題(珠算5級)の、下3桁で、
・2桁ほどでそろばんに入れてプリントの問題を見たり、
・加減算では1桁そろばんに入れて、プリントを見るなど…
目線がそろばんとプリントの問題を
何度も行ったり来たりしていることに気づきました。
(カンマで区切って、4・5桁目をそろばんに入れることは◎)
☟珠算5級の問題はこちらのレベルです

カンマなどの区切りではなく、
(例)「12,345」という数字の「34」をそろばんに入れて、
プリントを見て、最後に「5」を入れるなどは
・時間がかかる
・間違いやすくなる
といったデメリットがあるだけではなく、
そろばんとプリントの間で
目線が何度も行き交うこととなり、
上記のデメリットに加え、
どの問題までそろばんに入れたか分からなくなる、
といった問題も生じやすくなります。
(そのため、そろばんとプリントの距離は、
出来るだけ短くセットすることも大切。
見取算だけではなく、かけ算・わり算・伝票算でも然りです。)
生徒には、
『カンマで区切って数字をそろばんに入れること』
『下3桁は頑張ってインプットして、そろばんにまとめていれること』
『焦らず、同じテンポで弾き続けること』
などをお話して、練習を頑張ってもらいました。
(暗算で4桁程度は頭に入る生徒です。)
その後、1発で直しを正解にしていた生徒!
もちろん毎回同じように上手くいくとは限りませんが、
生徒のクセや特徴を見ながら、
同じ言葉を使いながら、指導を行っています。
計算力・集中力・正確性がとても重要な見取算。
見直し時間も限られ、メンタルにも左右されやすい種目です。
でも、だからこそ、忍耐力・集中力・切替力など…
非認知的能力も多面的につくのだと思います。
さぁ、一緒にコツコツと、
練習を頑張っていきましょうね!
