こんにちは!
今日はだいぶ冷え込んでいますね。
こういう日は、
実家のこたつで、ぬくぬく(ぐーたら)していたことを思い出します(笑)
こたつでアイスとか食べたいなぁ。。(笑)
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さてさて!
先日購入した雑誌eduの中身を少しずつ書いていきたいと思います。
(先日の記事はこちら)
いくつか興味のある内容がありましたが、
今日は【筆算の必要性・筆算への影響について】書きたいと思います。
朝倉算数道場の朝倉先生(珠算2段をお持ちの先生)が雑誌の中で、
下記のようにお話していました。
(朝倉算数道場のHPはこちら)
珠算を習いはじめたのは小学2年生頃でした。
小学校の間は筆算をしたことは一度もありません。
筆算しなくても、学校の算数では100点以外とったことがありませんでしたし、
制限時間が30分くらいのテストなら5分以内に解き終えていましたね。
スピード面でも計算ミスをしなかったという面でもそろばんのおかげだと思っています。
教え子でも圧倒的な計算力をもっている子たちはみなそろばんを習っていました。
算数ではそろばんが圧倒的に有利であることは疑う余地がありません。
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確かに私も算数(数学)で困ったことは、
小学校から高校(大学)に至るまで記憶がありません。
苦手な日本史や世界史の途中休憩として、数学の勉強をしていました。
計算力があることは間違いなく算数・数学において有利なのだと思います。
自身の経験、また周りのそろばん経験者の話からも、
算数が好きになる・得意になるのに、そろばんは効果的と感じています。
しかし、以前、ある親御さんに
『珠算式暗算による、筆算への影響はないのですか?』と聞かれ、
そうか、そろばん未経験の方にとっては、
こうした疑問・不安を感じることもあるんだ…!と気づかされました。
珠算式暗算によって、筆算が分からなくなったり、できなくなるのではというお悩みでした。
あくまで個人的意見ですが、
珠算式暗算ができる人は、筆算もすんなりできます。
暗算でできることを紙に書いて解く、分解して解くイメージですので、
なんら支障がないと思います。
例えば、足し算・引き算の場合。
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珠算式暗算を習得している生徒は、
百の位から一気に計算し、1409と答えを出せます。
学校の授業で筆算のやり方…
まず1の位の7+2、次に6+4、くりあがって…といった作業を
求められれば、そのように計算することは何も苦がありません。
特に足し算・引き算の場合には、
そろばんの見取算と似た形で数字が縦に並んでいますので、
違和感も少ないのではないかと思います。
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かけ算・わり算については、
筆算の形とそろばんでは数字の並び方が異なりますが、
九九算を使っていく点はそろばんも同じです。
違いはまとめて頭で計算するか、途中経過を紙に書くか。
大きい相違点はそこではないかと思います。
常に暗算で解く練習をしている、そろばんの生徒たちにとっては、
途中経過を紙に書く筆算は、難易度が下がるイメージです。
筆算のやり方・ルールを知れば、特に困ることがないと思います。
(暗算で答えが出せるので、間違いチェックも自分でできます。)
私も小学校の授業で筆算するときは、
筆算のルールに沿って紙に書いて計算していましたが、
珠算式暗算と混同したり、悩むようなことはありませんでした。
筆算はあくまで複雑に感じる計算を、少しでも容易にするためのツールだと思っています。
(その分、何度も足したり、掛けたり、割ったり…を紙で書いていく手間があります。)
珠算式暗算ができるようなら、筆算というツールは不要になります。
(筆算の使用必須な時期は、小学校の筆算の授業あたりだけかと思います。)
どうしても筆算の使用必須な場面では、問題なく使用することができますよ^^
nakazawa