こんにちは!
今日は、あいにくのお天気ですね。
公園で遊ばせることもできず、
なかなか悩ましいところかと思います><
そんな中、今日も数組の生徒・親御さんが
宿題や問題集を受け取りに来たり、
分からない内容を確認しに来たりしてくれました。
インターネットそろばんのお申込み(無料)も多く頂いており、
「毎日触れています」
「楽しんでやっているようです」などと感想を聞き、
この大変な時期に、少しでも役に立てていたら嬉しく思います。
(関連記事:インターネットそろばん学校って、どんな内容なの??)
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さて。
今日は【指押さえの重要性】について、お話したいと思います。
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【指押さえ】とは、
次に答えを置く場所を間違わないよう、
右手の人差し指で、そろばんの下の枠を押さえる意味で使っており、
生徒たちは、9級のかけ算や8級のわり算をスタートする頃から、
頻繁に「しっかり指押さえしてね~」という言葉を聞くようになります(笑)。
この単純にも見える【指押さえ】ですが、
これを面倒がらずにしっかりとやっているかどうかで、
その後の、7級のかけ算・6級のわり算でのつまづきやすさに違いが出てきます。
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例えば、
7級のかけ算。45×69という問題。
まずは(1)5×69を、
➀5×6=30、➁5×9=45の順に計算していくのですが、
➀の30を置いたら、0のところから➁の45を置きます。
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その後、(2)4×69を、
➂4×6=24、➃4×9=36の順に計算し、そろばんに置いていきます。
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かけ算が、2桁の答えなのか、
1桁の答えなのかによっても、
足していくそろばんの位置が異なります。
上級者になれば、
当たり前にそろばんに置く位置を判断し、
瞬時に解いていきますが、
最初はどこに答えを置くのか、迷いがちになります。
そのため、答えを置く場所をしっかり把握するために、
指押さえを基本の動作として行っていくのです。
それを面倒がったり、
自分の力を過信し、「もう分かる!」と、
【指押さえ】をせずに練習を続けていると、
間違いが増えてしまうことが少なくありません。
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どんな学びでも、
大人でも子どもでも、
学校でも社会に出てからも…
吸収力・成長力が高い人の共通点は、【素直さ】です。
(関連記事:素直な子は学習能力が高い!)
しっかり基礎が習得出来れば、
2桁×3桁でも、
5桁×6桁でも…
解き方は一緒です。
7級のかけ算から、6級、5級のかけ算へとスムーズに進んでいきます。
(もちろん量がおけるようになるためには、練習は必要です。)
素直に耳を傾け、まずは指導の通り、実践すること。
7級のかけ算でいえば、
面倒がらずにしっかり指押さえをしていくこと。
それが習得への近道だと思っています。
nakazawa