こんにちは!
今週も気づけば金曜日。
今週は義母が上京しており、息子の送迎や家事を助けてもらっています^^
我が家は実家がともに遠いのですが、
起業したら、定期的に両親が上京できる環境を作りたいと思っていたので、
それが実現できて、嬉しく感じています◎
息子も定期的にじぃじ、ばぁばに会えてうれしそう^^
そしてこの間に、私は税務署対応やら資料作成やら一気に片づけ中です(笑)。
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さてさて。
先日、『3万人を教えてわかった頭のいい子は「習慣」で育つ』という本について、
一部ご紹介いたしましたが、もう一つ内容に関連づいたお話…【素直さについて】です。
・3万人を教えた先生が力説!『勉強は、●●・●●・●●●で決まる』
それは、【素直な子は学習能力が高い】というもの。
「素直な心」は勉強するうえでとても大事なのです。
素直な子ほど勉強の理解が早いので、学力がどんどん伸びます。
私は決して「先生の言うことに疑問を持つな」と言っているのではありません。
勉強に対して意欲のある子が先生の発言のある部分に疑問を持つことは、とてもいいことです。
それは興味や関心が高いということだからです。
しかし、素直ではない子が発する疑問はそのような疑問とは少し違います。
「宿題をこれだけ出すからきちんとやってこいよ」と指示したら
「えーっ!そんなに!?どうして?」
つまり、面倒くさいことを避けたがために、とりあえず反発したり、揚げ足を取ったりする。
このような疑問の持ち方がほとんどです。
世の中には、疑問を挟む余地のない当たり前のことが存在します。
「なぜ人を殺してはいけないのか」「なぜ人の物を盗ってはいけないのか」などは、議論をする必要はなく、説明をしてはならないのです。
人が言うことを素直に受け入れること。
これは私がそろばん指導をしていても実感しています。
まずは素直に受け入れる。
やってみる。
これが上達する上でシンプルですが、とても重要です。
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例えば、
「暗算は珠が頭にイメージできるよう、しっかり指を動かしてね!」と言った時。
「えー、動かさなくたってできるよ!」と答えたり、
また、テキトーにとりあえず指を動かして「動かしているよ!」と返事をする生徒も残念ながらいたりします。
しかし、筆算式ではなく、珠算式暗算を身につけるために指を動かすことは必須です。
なぜなら、やったことがない珠算式暗算を習得するためには、
「5」と見た(聞いた)時に、「数字5」ではなく、「そろばんの珠の5の形」をイメージする必要があるからです。
指を動かさずに計算していては、(使い慣れている)筆算式に簡単に戻ってしまいます。
また、そろばんの珠のイメージを、より鮮明にイメージできるようにする上でも指を動かすことは有効です。
(4桁や5桁など、多い桁数を暗算するようになると、一番上の桁や一番下の桁がぼやっとしまうことがあります。)
もちろん最初は珠算式暗算に慣れず、やりづらい。
2桁2口程の計算(35+62など)だったら、筆算式の方が簡単と感じ、筆算式をやりたくなるかもしれません。
しかし、ここで安易な方(知っている筆算式暗算)に流されるか、
先生の言うことを信じて珠算式暗算を続けるかで、その先の成長曲線が明らかに変わります。
力のつき方が全く異なります。
ですので、
珠算式暗算の習得においては、指の動かし方について、口酸っぱく、時に叱ってでも何度も何度も伝えています。
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社会人になってからもこの素直さ、謙虚さは本当に重要だと思っています。
例えば、何かの業務を引き継いだとき。
「え?この作業って無駄じゃない?」
「こっちのやり方の方がよくない?」と思うことがあるかもしれません。
しかし、まずはそのルール、やり方を踏襲する。
そのやり方を理解・マスターしてこそ、本当の意味での無駄な部分、ボトルネックなどが見えてきます。
省きたいけれど、省くことで別の課題が出てくることが分かったり、
そのやり方を行うことで、川下の工程がラクになる(全体最適されている)のかもしれません。
本当に変えた方がいいとなれば、
ルールを知った・習得した上で、その時、提案をした方が説得力が増します。
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著者が言うように、成長(生産性)ややる気にかかわる質問、意見はどんどんするべきですが、
面倒くさい、やりたくないから…といった意味での反発は、本人にも周囲にも、残念ながらいい影響がないと感じています。
もちろん、素直に話が聞けるような環境づくり、言葉がけも重要ですし、
私(指導者)自身も素直に謝ったり、話を聞く姿勢が大事だと思っており、
指導と同様に気をつけています。
nakazawa
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