見取算は、集中力を高める絶好の機会!

こんにちは!中澤です。

息子の夏休みが明け、
今月は色々と所用を済ませよう!
と意気込んていたのですが、

急な帰省やら仕事の対応やらで、
なかなか進まず停滞中。。笑

心のゆとりをしっかりと持ちたい…!
そんな今日この頃です笑。


*

さて、今日は
【見取算練習における集中力向上】
について、お話したいと思います。

見取算とは、
そろばんの種目の中で、
数字の足し引きを行うものになります。

☟こうした問題です^^


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当教室が加盟する全国珠算連盟では、
珠算検定は9級からスタートとなりますが、
見取算については、
下記のようにレベルが上がっていきます。

【珠算9級】2桁5口(≒2桁の足し引きを5回行う問題)
【珠算8級】2桁10口
【珠算7級】2桁15口
【珠算6級】2~3桁15口
【珠算5級】3~4桁15口
【珠算4級】3~5桁15口…
【珠算1級】5~10桁15口…

珠算1級までは、制限時間10分で10問。
つまり、1問1分程度で解いていく力が必要になります。

特に珠算7級以上になると15口となり、
1問につき、15回の足し引きを行うのですが、

1度も間違うことなく
・正しく問題を読み取り、
・それを丁寧にそろばんに入れ、
・指をひっかけるなどのミスをせず、
・出たそろばんの答えを正しく解答用紙に書く
必要があります。

桁ズレ(例:307の3を10の位に入れてしまう)や
間違って足すところを引いてしまう、
足し漏れなども、もちろんNG。

上級(珠算3級以上)になると、
カンマ忘れやカンマの位置間違いだけでも、
NGとなります。

実は、大人が思っている以上に
集中力が必要になるのです(!)

(実際、練習を行っていると、
「あれ、今どこやっているか分からなくなっちゃった!」
という声が聞こえてくることがあります。)

そんな集中力を高めるには、1問1問にしっかり向き合う。
1問が終わるまで、問題とそろばんから目を逸らさない。
(制限時間の程よい緊張感も集中力UPに重要)
この小さな繰り返しで、集中力や正確性が培われていきます。

たかが1問、されど1問。

1問に集中し続ける練習、
その繰り返しこそが、
10分、30分の継続した集中力に
繋がっていくと思っています。

1問1問に真剣に向き合う姿勢、
その大切さを、引き続き
生徒たちに伝えていきたいと思っています。

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