子どもの時期に身をもって覚えておきたい、【努力を積み重ねる】尊さ。

こんにちは^^

今日は、石戸式本部の研修を受けに行ってきました。
月に複数回実施されることもある、こちらの研修。

授業内容から、指導者としての心構え、試験実施等…そろばんに関する内容を多岐にわたって学ぶとともに、日々の授業の中で新たに発生した疑問や悩みを相談できる貴重な場でもあります。

そんな本日の研修の中で、いしどの教育理念について改めて触れる場面がありました。

いしどの教育理念。
それは【夢を育てる】というもの。

そして、そのために必要なことは、
「➀やればできるという自信」と、夢に向かってこつこつと努力を続ける「➁諦めない心」としています。

特に2つ目『こつこつと努力を続ける』という行動。

何度でもお伝えしたいほど、子どもの時に覚えるべき重要なことの一つだと思っています。

少し話がそれてしまいますが、
私が好きな本の一つに、教育者の宮本哲也さんが書かれた『強育論』というものがあります。

宮本先生とは、「どんなやり方でもいいし、どんなに時間がかかってもいいから、自分で考えて問題を解く」といった指導方針を徹底している方で、
先生から教えるといったスタンスではなく、生徒は問題が解けたら挙手をし、先生はその解答が正解か否かだけをフィードバックする独特教育を行っています。

この本の中で宮本先生は、
『子どものうちに努力する尊さを覚えなければ、ろくな大人になれない』
と断言しています。

自分の頭を使い、ひたすら考える。
この繰り返しが生きる力としての学力を身につけるとしています。

当時、こちらの本を読んだ時には、宮本先生の考え方がインパクト大!で、衝撃を受けた点もありましたが、子どもの能力を最大限引き出す方法として私は肯定派です。

目標は小さくてもいいのです。

その目標に向かって、こつこつと努力することで、クリアできた。
そのことが、達成感・充実感を高めるだけではなく、自己肯定感をも高めてくれ、更なるステップへのやる気・意欲へと繋がると信じています。

もちろん努力すること、努力し続けることは決して楽なことではありません。
思ったようにできず、辛くて悔しくて、時に投げだしたくなることもあると思います(実際、私もそうした時期がありました)。

特に子どもは中長期的な目的、目標があるから…なんて考えで続けることはなかなか難しいかと思います。

だからこそ、大人(教師、親御さん)が、言葉で態度でサポートし、努力し続ける環境を作り、そこを乗り越える経験を一緒に作っていかなくてはいけないと感じています。

努力に勝る天才なし。

私も努力を怠らないようにしないとです…!

nakazawa

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