そろばんの木材って?桁数は??

こんにちは!

今日は少しマニアック!?な、【そろばんの木材と桁数】についてです。

そろばんを弾くとパチパチと音をならす、そろばんの珠玉。
木だからこそ心地のよい、響きをします。

さて。
このそろばん珠の木材は何で作られているか、ご存知ですか。

ほとんどのそろばんは、柘植玉または樺玉が使われています。

この2つの木材を珠玉として使うのは、
ともに緻密で硬く、重たい木材だからです。
(軽くて、そろばんを弾いているうちに、別の玉まで動いてしまったら大変ですよね。
また密度の濃い…幹の内側を使ったそろばんの珠玉になればなる程、高価になります。)

柘植玉は黄色っぽい色をしており、使い込んでアメ色になってからの調子が良いと言われており、
樺玉に比べ、手になじむまでの期間が長くかかり、上級者に好まれます。

一方、樺玉は茶色っぽい色をしており、初級者から上級者まで一般的に普及されているとしています。

そろばんの桁数については、23桁や27桁がありますが、
一般的には23桁が使いやすいと言われており、私も23桁のそろばんを使用しています。

ちなみに桁数が奇数なのは、左右から数えて真ん中を定位点とするためです。
※いしど式では、そろばんの珠を効率的に活用できるよう、定位点をあえてずらしたオリジナルそろばんがあります(!)

そして、私が小学校のときはマイナーだった、ワンタッチそろばん。

左上にボタンのような突起がついて、
その部分を押せば一気にそろばんをご破算すること(珠を払って、0の状態にすること)ができるものですが、
今ではこちらが主流となっているのではないでしょうか。

段位などを目指すにあたっては、
ワンタッチそろばんにすることで、1問あたり数秒の時間短縮が可能となり、有利になります。

木ならでは温かみ。
長年使っていくうちに、味がでる、なじんでいくということ。

それがそろばんにも言えます。
(私も今のそろばんを小学1年?2年生??頃から使用しており、他人のそろばんを使うとなんだか違和感を感じてしまいます。)

せっかく自分のものとして使うのなら、大事に扱いたいですね。

nakazawa

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