珠算6級から5級へ。次は大還元算ですよ~(笑)!

こんにちは^^

またまた今週は3連休ですね。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

私は仕事や自身の体調もあり、
自宅でゆっくり過ごす連休となりそうです(笑)

さてさて。
先日、珠算6級のキーとなる【還元算】について書きましたが、
(記事はこちら

今日は珠算5級のキーとなる【大還元算】について、
簡単にお話したいと思います。

大還元算…
言葉だけでやたらややこしそうな感じがしますよね(笑)

でも説明を見たら、
なんとなくでもご理解いただけると思います。
(もちろん生徒たちにとっては、
それを理解し、”実践する”ことは簡単なことではありません。
出来るようになったら、しっかり褒めてあげてほしいと思っています^^)

5級のわり算では、
5桁(or4桁)÷3桁、
5桁(or4桁)÷2桁となり、

わる数が3桁なら答えは2桁に、
わる数が2桁なら答えは3桁になります。

大還元算が関わってくるのは、わる数が3桁の問題です。

還元算は、
2回目のわり算で引けなくなった場合に行う作業です。

例えば、52,440÷69といった問題の場合。

52と6を比較し、8と答えを置き、
8×6=48は引けるものの(残り4,440)、
次の(割る数69の)9の分(8×9=72)が、
引くべき場所から引けないことで生じる作業です。

一方、
大還元算は、3回目のわり算で引けなくなった場合に行うものです。

例えば、31,671÷459といった問題がそれにあたります。

31と4を比較し、7と答えを置き、
7×4=28を引き、
7×(わる数459の)5=35を引くまではできるものの(残り171)、
7×(わる数459の)9=63が引くべき場所から引けない。

そこで7の答えを6に減らし、
引きすぎた分(ここではわる数459の45)を戻すという作業を行っていきます。

1桁分戻すのが還元算、
2桁分戻すのが大還元算になります。

また大還元算に加えて、
5級のわり算で注意したい問題は、【割る数(3桁)の真ん中に0がある】ものです。

慣れるまでは特に引く場所を間違いやすいのです。

例えば、60,286÷701。
最初に60と7で8と答えを出し、
そろばんから8×7=56を引くと、
そろばんは4,286になります。

常々重要!と生徒に伝えている指押さえ。
指はこの時点で4の部分をおさえています。

0が間にあることで、この指押さえを横にずらし、
4286の2をおさえ、そこから8×(701の)1=8の引く場所を判断していきますが、
そのまま4をおさえて、8を引く場所を判断することが多くあります。

正確にスピーディに計算していくためにも、
指押さえ、指ずらしの重要性を何度も伝えつつ、
しっかり生徒が習得できるよう指導していきたいと思っています。

nakazawa

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3 のコメント

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