【言葉】と【思考力】の関係性。

こんにちは!

2月も残り1週間となりましたね。

世の中のニュースは新型ウィルス一色…
といった状況で、三連休といえど、
コロナウィルスの影響でが外出を控えた方も多いのではないでしょうか。

私の友人も帰国を取りやめたり、
東京に遊びに来るのを延期している状況です。

先行きが見えないことで、
不安も大きいですが、

まずは出来ること…
手洗い・うがい・睡眠・運動などで、
免疫力を高め、過ごしたいと思っています。

さて。
そんな中、週末には、
年に1度の大きな全国珠算連盟主催の研修がありました。

連盟側も参加側も、
マスク着用・アルコール消毒、換気の徹底等を入念にし、開催されました。

・生徒への接し方・対応についてや
・様々な計算手法のある和算についての勉強、
・(今年からスタートした)読上種目の段位検定の話、
・書籍を出版している先生のリーダー論など…
今回も豊富な内容、たくさんの学びを頂きました。
*

そんな中でも、
たまたま今読んでいる本とリンクしたこともあると思いますが、

【言葉】と【思考力】の関係性について、感じることが多くありました。

誰しも一度は、
・上手く話せない…
・端的に話せるようになりたい。
・伝わる話し方を習得したい…
など、感じたことがあるのではないでしょうか。

私は会社員時代はもちろんのこと、
親御さんと話す時、支部会・勉強会などで
意見を伝える際など、今でも常々感じています。

【外に向かう言葉】【話すスキル】など、
言葉の表面的な部分に、ついフォーカスしてしまいがちですが、

「言葉が意見を伝える道具(ツール)であるならば、まず、意見を育てる必要がある」

と、こちらの本には、書かれています。

そしてその意見を育てるために大切なことは、
【内なる言葉】に気づき、その内容を深めるだけの思考力をつけること、です。

例えば、この本を読んで
・確かにそうだよね…と思ったり
・眠くなっていたな…と感じるとき。

そうした時も、
言葉というツールを使って、考え・感情を頭の中で表現し、
その考えをベースに外の言葉に変換をしていきます。

ベースは【内なる言葉】。
この【内なる言葉】を作り出す思考を深めることで、
(結果的に)【外に向かう言葉】【外部に発する言葉】に深み・厚みをつける、

というものです。

具体的な鍛え方については、
【内なる言葉】に対し、
「なぜ?」「それで?」「本当に?」を繰り返しながら、
アウトプット(書き出し)することで、
考えが進み、意見・考えが明確化していく、とされています。

(※興味のある方はぜひ本をご一読ください^^)

逆に思考力を鍛えないまま、
伝え方のノウハウばかりを鍛えても、
薄っぺらい人と見られてしまいかねません。

例えば、子どもでも、
常に「めんどくさい」「うざい」などと、
発言すること、ありませんか?

そうした場合、
・考えることを面倒くさがっていたり、
そもそも考える際のツールとなる言葉が未熟な場合があります。

そうした場合、
大人が言葉を補足して伝えることが必要です。

声に出さないような場面でも、言葉・語彙力などはとても重要になります。

そして、その言葉をうまく使うためには、
日々日々思考力を身につける必要があること。

その一助として、
学び・刺激を大事にすること、
謙虚な姿勢で吸収することが必要不可欠だと、
改めて感じた一日でした。

nakazawa

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