こんにちは!
GWもあと今日を含め2日ですね。
全然GW感がありませんが…(笑)
今は我慢どき。
自宅時間を楽しむとき。
今日はささやかに子どもの日をお祝い予定です^^
☟毎年、我が家はちらし寿司でお祝いです(笑)
(写真は昨年のもの。今年のはこれから作ります!)
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さてさて。
今日は、5月の教室便りに掲載している内容
『どうしたら言うことを聞いてくれるの?』
について、書きたいと思います。
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同じことを何度も注意しているのに、
子どもが聞いてくれないということありませんか?
親としては、イライラもしてしまいますよね。
私も、も~!また~!と思うこと、
一度や二度ではありません。。(笑)
こうした悩み・イライラを改善するためには、
大人側のアプローチを変えるしかありません。
そのために知っておくべきことは、
子どもの年齢によってアプローチの方法は違う
ということです。
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そろばん教室に通う生徒さんは、
主に幼稚園児から小学生の生徒さんですが、
この期間に節目を迎えるのは「10歳」です。
当時、前職でお世話になっていた先輩などからも、
「10歳過ぎた頃から、一緒に歩きたがらなくなった…」
「小学4年生くらいから、友達の前で
ママと呼ぶのを恥ずかしがるようになった」など
という話を聞いており、
10歳が一つの節目になることは、
身近にも感じていました。
実際、10歳前後から、
・子どもの言動が大人びてきた、
・ちょっと子どもの態度が変わってきた、などと、
実感している親御さんもいるのではないでしょうか。
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9歳ぐらいまでは、例えるなら、
まだおとぎの世界の住人です。
草花が歌い、動物がおしゃべりをする世界です。
この年齢ぐらいまでは、
正義のヒーローなどTVキャラクターに憧れ、
大きくなったら自分もそうなれると信じています。
おとぎの世界では、突然、
何の因果関係もなく怪獣などが出てきますので、
自分を守ってくれる大切な存在(父母)に
頼らなければ生きていけないことも理解をしています。
時間、空間、物事など
全ての因果関係を理解しているわけではないので、
やり方や順序を丁寧に教えてあげることで、
「何度も言っているでしょ」と言わなくて済みます。
大人にとっては当たり前でも、
実は理解していないので、
何度注意されても出来ないということがあるのです。
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一方、10歳頃を境に、
一気に空想の世界から現実的に変わります。
脳の発達と成熟により、物事の認知が変わるのです。
「ご褒美はお金がいい」と言い始め(笑)、
自分は誰の力も借りずに何でもできると、
自分を過信しがちになります。
そうすると、今までのように
あれこれ細かく言わることが、
嫌でしょうがなくなってきます。
ですので、
細々と言う事はやめて、
自分で考えさせるようにします。
「あなたはどうしたい?(質問)」
⇒「そうか、それはいいね(承認)」
⇒「どうやったら出来る?(質問)」
⇒「なるほど(承認)」というように、
指示命令ではなく、質問によって
考えの足りないところや間違いを
自分で気づかせるようにします。
質問だけでは責められているように
感じてしまいますので、
間に承認の言葉を挟みます。
「そっか」
「なるほどね~」
「●●くん(ちゃん)は、そう思うのね」
など、簡単な一言でいいのです。
これだけで子どもに伝わる印象が変わります。
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大人は正解が見えているから
「こうしなさい」と指示しがちですが、
子ども自ら考えて納得するプロセスを挟むことで
自ら行動するようになります。
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教室の指導の中でも、
私はあえて、小さな選択肢を与えることで、
主体的に考え・行動するよう働きかけることも少なくありません。
「休憩したい?そっか、
そしたら5分にする?10分にする?」
「直し一緒にやってみようか!
見取算からする?かけ算がいい??」
ちょっとしたことですが、
自分で選ぶことで主体的に取り組む意識が芽生えます。
休憩時間も10分と自ら選択したので、
時計(時間)が気になり、何度も確認。
結局、5分で切り上げて
「先生、やる~」と早々に練習に戻る生徒もいます。
5・6年生の生徒になれば、
こちらから細かな指示をせず、
「●●ちゃん(くん)なら、次何するか、分かるよね!」などと、
言葉がけをすることもあります。
(指示、指示…注意、注意…ですと、
反発もしたくなる年ごろです(笑))
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授業構成や子どもの理解・学びに
影響のないことなら、どんどん子どもに
選択させていいと思っています。
選ぶことで自分が決めたという認識が生まれます。
子どもも自ら選ぶことは好きなのです。
そして、
間違ったって大丈夫!とサポートすること。
そうした働きかけが、
意思を伝える力、チャレンジ精神、小さな自信にも
繋がっていくと思っています。
子どもは永遠に子どもではありません。
子どもの成長を大人側が理解して、
大人もまた共に成長しなければならないと思っています。
nakazawa
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