子どもをゲーム嫌いにする方法。勉強に置き換えてみると…??

こんにちは!

今週から教室授業を再開しています^^

・緊張気味で来る生徒、
・キョロキョロ周りが気になる生徒、
・テンションが上がる生徒など…(笑)

生徒によって、様子はバラバラでしたが、
久々のそろばん、先生やお友達との関わりを
楽しんでくれていたら嬉しく思います。

自宅で練習を頑張ってくれていた生徒も多く、
私の方が嬉しい驚きでした^^
(オンライン授業に参加していた生徒たちの
成長はもちろんのこと、
オンライン授業に参加していない生徒の中でも
成長を多く感じることに!)

また、教室再開後には、
45分授業に変更して授業を行っています。

計測時間や授業の流れが少し変わり、
戸惑う場面もあったかと思いますが、
少しずつ慣れていってほしいなと思っています。

さてさて。

SNSでフォローしている方が、
リツイートしている内容で、
「確かに!」と思う内容がありましたので、
今日はその内容をシェアさせていただきます。

その内容とは、
【子どもをゲーム嫌いにする方法】というもの(笑)。

子どもをゲーム嫌いにする方法

・一生懸命ゲームに取り組むように言う
・どこまで進めるか目標を立てさせる
・目標に対しての進捗を管理する
・進捗が遅れていたら叱る
・なぜ遅れているのか理由を問いただす
・遅れを取り戻すための方法を言わせる
・ゲームのやり方に都度口を出す

確かにこうしたやり方をしたら、
子どもがゲーム嫌いになりそうですよね(笑)

「そりゃ嫌になっちゃうでしょ~」
「親のことも嫌になりそう・・・」
など、思った方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、もうお気づきの方もいるかと思いますが、
これは【勉強】や【仕事】にも置き換えることが可能です。

ゲームで例えると、
上記のような対応をしたら、
子どもがゲームを嫌になることが
はっきりと分かる内容ですが、

勉強や仕事に置き換えてみた時、
ついついやってしまうことありませんか。

・しっかり勉強に取り組むように話す
・「どこまで出来たの?」と都度確認する
・「なんで終わっていないの?」と問いただす
など…

子どものことを想って、
話しているつもりでも、

子どもにとっては、
常に管理、催促されているように感じ、

勉強そのものの好き嫌いとは関係なく、
勉強=ガミガミ言われること
と関連付け、

結果、
勉強が嫌になる、生理的に受けつけない、
といった構図に陥りがちです。

そこを脱する最善の策は、
子どもによって異なるかと思いますが、

個人的に効果的な方法としては、
【まずは肯定する】
【子どもに”少し”任せてみる、選択させてみる】
【ゆとりをもって対応する】

だと思っています。

言いたいことがあっても、まずは
「そうだったのね」
「〇〇の問題、難しかったのね」など、
子どもの気持ちを汲み取ることで、
子どもも心を開くきっかけになります。

『理解してもらえている』という
安心感・信頼感が、次のステップ(取組)に
影響を与えると思うのです。

【子どもに”少し”任せてみる、選択させてみる】については、

「じゃあ、あと3問にする?5問にする?」
「休憩する?先進んじゃう?」
「このページは宿題にして先進んじゃう?教室でやりたい??」など、

どちらの選択でもOKと思う場合には、

子どもに選択させる、任せることも、
子どもを成長させるポイント。

なぜなら、人は自分で決めたことはやりきろうと思うから。

選択させることで、
自分で考え・決断し、その目標を達成しようとします。

人に言われたことではなく、
自分で決め、実行する方が楽しいことを、
子どもも本能的に分かっているのです。
(もちろん年齢によっては、まだ選択自体が難しい場合もあります。)

そうした選択・行動・達成が、
楽しいことだと分かればしめたもの。

思考を深める力にも繋がりますし、
ガミガミ言うことがなくなります。

最後の【ゆとりをもって対応する】とは、
時間的ゆとりはもちろんのこと、
精神的ゆとり…期待値なども含めています。

時間的ゆとりは、本人もですが、
そばにいる大人の方が重要かもしれませんね。

肯定したくても、選択させたくても、
時間がないと心理的に焦りが生じ、
「早く早く!」とせかしてしまいがち。

互いに思考力がストップしてしまいます。

精神的ゆとりについては、
「ここまで”すべき”」「他の子はこうだから…」
といった概念で、
子どもを制約するのではなく、
目の前の子どもの様子を見て、
判断する気持ちのゆとりです。

「今日は疲れていそうだから、少しできなくなってしょうがない」
「早く終わったなら、遊び時間をふやしてもいっか!」など
その時、その状況に合わせて、ハンドリングをする。

そうすると逆に子どもの方が頑張ってくれて、
驚くこともあります(笑)。

(その驚く様子を見て、
子どもがとても嬉しがって、更に頑張る…
なんていう好循環が起きることもあります。)

ゆとりは、子育てに限らず、
仕事・家事・スケジュール・人間関係等においても、
意識的に持っていたいもの。

そうすることで、
よりベストな判断・対応ができると思っています。

nakazawa

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