1問で100回以上!?実はすごい数、指を動しています!

こんにちは!

今日も梅雨らしいお天気ですね。

コロナ感染も収まらず、
「今年は夏の帰省も厳しそうだね…」
と主人と話しています泣

↓去年の夏休みです(懐かしい・・・)

旅行もそろそろ行きたいなぁ(笑)

さてさて。

今日は、
【見取算1問で、どれくらい指を動かしているか】
について、お話したいと思います。

いしどグループは加盟した当初から、
本部の方々はもちろん、
加盟校の先生方も、とても気さくで、
本当に日々お世話になっている
のですが、

今回は、開校して10年経つ、
加盟校の先生とメールをする中で、
改めて驚いたお話です。

自然体で気さくな人柄、
生徒を大事にし、
色んなイベントや働きかけを行っている先生は、
私にとっても、学ぶことが多く、
私もそんな先生になりたいなぁと思える存在です。

10年経過しても、
学ぶ姿勢が変わらず、
自分の課題なども真摯に捉え、

私などの若輩者にも
そうした部分や失敗談を包み隠さず、
見せてくれる姿勢に、
私もやりとりをする中で、
すぐに好きになってしまいました(笑)^^♪
(女の先生です(笑))

そんな先生とメールをする中で、
話題として挙がった内容が【見取算】

苦手意識が根付いたり、
不合格になる要因の多くは、
【見取算】かと思います。

これは、どんなそろばんの先生も
一度は感じる課題ではないでしょうか。

特にいしど式が加盟する全国珠算連盟は、
7級以上は見取算が15口となり、
しかも、桁が不揃い
となりますので、

見取算15口分、
集中して解き続けることはもちろん、
桁を入れ間違わないように、
注意を払い続ける必要があります。

スピード、正確性を高める上で、
半歩先の問題…
先を見続ける力も重要になります。

(全国珠算連盟の問題は難しい分、
そこで培われる力は、
計り知れないと思っています。)

そんな中、先輩の先生が、
教室での練習について、
「自身の教室では、
こんなことをしていますよ」
と、教えてくださったのですが、

そのメールの中で
書かれている数字を見て、
改めて驚いたこと。

それは、
珠算5級の見取算1問で、
動く指の回数…

ざっと120回以上、というもの!

120回も!?
と思うかもしれませんが、

珠算5級となると、
見取算は3~4桁15口になります。

その先輩の先生曰く、
正確に数えたことはないそうですが…、
とお話していましたが、

フェルミ推定してみると…

=====
・1口あたり、ざっくり3.5桁として、
・1桁の動かす上で指は、ざっくり2回弾くとして、
(↑2+4なら2回、5+7なら3回、999+1なら7回動きます(!))
・1問あたり15口ある

と仮定すると…

⇒3.5(桁)×2(回)×15(口)
≒105回!
=====

確かに近い数字になります(笑)
(感覚で分かっている先生がすごい(笑)!)

数字で表すと驚きませんか!?

これで珠算5級です。

珠算上級になると、
恐らく見取算1問で、200回前後、
動かすのではないでしょうか。

そして、
その100回のうち1回でも
・計算を間違ったら
・桁を入れ間違えたら
・誤って珠を動かしてしまったら
・答えを書き間違えたら
【×】になってしまうんです。

「1回だけ間違ったから、
10点じゃなくて7点ね。」
なんて、ないんです。

0点なんです。

10分のうちの、
貴重な1分をかけて解いても、
0点なんです。

100回のうち、
1回だって間違えられないと思うと、
子ども達がしていることって
とてもすごいことだな、
って思いませんか。

そうした意識で、
肯定的な言葉がけをしながら
引き続き、子どもたちと
そろばん(見取算)特訓していきたいと
思っています◎

そして、先輩先生(笑)、
帰京する際は、
ぜひお教室にお邪魔させてくださいね^^!

nakazawa

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2 のコメント

  1. 中澤先生

    いつもありがとうございます。
    今回もステキ☆なブログ、読んで勉強になりました。

    真面目に数えなくても、『フェルミ推定』を使うとは、インテリ!ですね!

    私の動物的な感覚が、まんざらズレテいない事に少々驚きもしました(笑)

    本当に子ども達の指先と頭の中は凄い動きをしているんですよね!
    毎授業、生徒達をみて感動しています!!
    そろばんって本当に脳に凄い刺激を与えていると思います。

    私自身も珠算の先生になって(いやおうナシで毎日、数字をおっている日々)、
    数字の記憶力やスーパーでの買いもの時の計算が速くなっているのを実感しています。

    また、幼児・1年生の子がパチパチと7級・6級の見取算をやっている姿は
    本当に素晴らしい☆
    私自身が幼児のころは、まだ数字も読めない子やった。
    今の時代のスピード感に驚きも感じます。

    電卓やパソコンが普及しても、人間力が問われる世の中。
    そろばんの底力に感動している毎日です。

    帰京の際には是非!!
    お待ちしてます~☆

    1. 鳶坂先生

      コメントいただき、ありがとうございます^^
      また、こちらへの返信が遅くなり、大変申し訳ありません…!

      私も、子ども達の日々の成長、
      小さな指を一生懸命に動かす様、
      頭の回転の早さなどには、
      感動すら覚えることがあります^^

      鳶坂先生が仰るように、
      私たちの時代よりも、
      吸収するスピード、
      求められる質の高さも
      格段に上がっていると思いますが、

      変わらず
      生徒個々の性格や理解度、
      興味などを踏まえつつ、
      柔軟な指導、働きかけをしていきたいものです。

      鳶坂先生も、上京する際は、
      ぜひお声がけください…!

      直接お話できる日を楽しみにしております^^♪

      今後ともどうぞよろしくお願いいたします★

      中澤

      admin

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