異年齢の子どもと関わる機会も持つこと

皆さん、こんにちは!

あっという間に4月も下旬となりました。
今週末は当教室の検定試験になります。

今回は珠算6級を受ける生徒が比較的多く、
“1つのつまづく級”と言われる級にチャレンジします^^

当教室が加盟する全国珠算連盟の場合、
珠算6級から合格点が70点以上にアップ。

見取算も2~3桁となり、
桁ズレといったミスも目立ち始めます。

是非ケアレスミスはしなよう、気をつけつつ、
しっかり力を出しきれうよう、頑張りましょうね!

さてさて今日は、
隙間時間にちょこちょこと読んでいる…
『シリコンバレー式 世界一の子育て』
という本に書かれていました、
【異年齢の子どもたちと関わる機会の重要性】について、
お話ししたいと思います。

(なかなか最近はゆっくり本を読む時間がなく、
この本を買ってから、はや数か月…^^;
積ん読になってしまっています。。笑)

今回この本を書かれた方は、
台湾生まれ日本育ちアメリカ在住のトリリンガルの方になります。

3人の子供達もトリリンガルに育てながら、
モンテッソーリ教育とレッジョ・エミリア教育などの
優れた教育法を学び、それを取り入れた、
Googleなどのシリコンバレーの企業に勤める親たちから
人気の日英バイリンガル幼稚園を創立した方です。

さて、その本の中で、
『異年齢・異学年交流』について触れられていました。
抜粋して記載したいと思います。

日本の文部科学省は「Society5.0の社会像を・求められる人材像、学びの在り方」として、
一斉一律の授業から個人の能力や関心に応じた学び、
教室だけでの学習から大学や企業なども活用した多様な学習プログラムへの転換と、
もう一つ、同一学年集団の学習から
「同一学年に加え、学習到達度や学習課題等に応じた異年齢・異学年集団での協働学習の拡大」
を掲げています。

飛び級のない日本では、学力が高い子どもでも、
みなと同じように1学年ずつ進級していかなくてはなりません。

そういう日本の学校環境において、
上級生や下級生との関わりを持つことは、
子どもの学力向上の助けにもなりますし、
同学年のお友だちと遊ぶときとは違った刺激を受けることもできます。

実際、日本でも異年齢・異学年交流が重視されてきたことから、
従来の学年の枠にしばられない教育をしている学校も増えつつあるようです。

異年齢の子ども同士が関わりを持つと、
年齢が上の子、下の子、両方にメリットがあります。

年齢が上の子どもが下の子どもの面倒を見ることで
思いやりや責任感が生まれます。

また、人に教えることは深い学びにつながるため、
勉強やスポーツなどを下の子に教えてあげることで、
上の子自身の理解も深まります。

教えることは、まさに「アウトプット」の連続ですよね。

アウトプットするためには、
単に情報や知識をインプットすればいいだけではなく、
どう体系立てたら説明しやすいか、
どの部分を強調して話したら伝わりやすいかなど、
相手のことを考えながら、知識・情報を整理していく力も必要になります。

そんなスキルも、自ずと身につけていくのでしょう。

教室の生徒でも、新6年生となり、
学校で1年生のお世話をよくしている、
という話をよく聞きます。

「●●をサポートしてあげるの」
「●●はこうするんだよ、って教えてあげたの~」
といった話を嬉しそうにする生徒の姿を見ると、

お世話をされている1年生だけではなく、
お世話している6年生自身の、
精神面の成長…
思いやりや気配り・心くばりといった側面が、
すごく成長しているように感じます。


また、親から言われるアドバイスだと、
耳をふさぎたい・ふさごうとすることでも、
ちょっと年上のお兄さん・お姉さんが教えてくれることだと、
すっと耳に入ってくることもありますよね(笑)

そうした少し年上の子どもが、
年下の子どもに教える教育の一つに、
九州では、『郷中教育』という教育がありました。

郷中保育とは、幕末に薩摩藩で行われていた教育のことで、
6~15歳くらいの子どもが集まり、
そこに15歳以上の先輩がつき、
衣食住・儒学・書道・剣術・武術をともにするもので、
最大の特徴は、「教師なき教育(自習システム)」とされています。

早朝に子どもが一人で、
好きな先生の家(近所の藩士など)のところに行き、儒学や書道を学ぶ。
(誰から何を教わるかは子どもが決めてよい)

そしてその後、輪番で決めた集合場所に
子どもだけで集まり、車座で今日学んだ内容を発表・共有します。

学ぶ内容は学問だけに限らず、
山遊びや相撲などの体力づくりから道徳、
剣術といった訓練まで多岐にわたっていたとされます。

そろばん教室でいえば、年齢に関わらず、
自分の能力に応じた級を進めることで、
年齢にとらわれることなく、
切磋琢磨できるライバルが見つかります。

また、そろばんのような
異年齢の学年が集まる環境では、
上級者がどんなレベルの練習をしているか、
自然と見て学ぶことができますから、
憧れを持ったり、目標も立てやすくなります。

目指すべきお兄さん・お姉さんがそばにいたり、
上級生は下の子が見ていることで、
やる気を高めたり、
練習をいつも以上に頑張ったり…(笑)

時々、『ここはこうやるんだよ~』なんて、
先生に代わって笑?、指導をしてくれる生徒もいます^^

そんな同学年だけでは感じられない刺激や学び・気づきも通じ、
色んな側面で生徒の成長をサポート出来たら…と思っています。

nakazawa

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