育てたいのは、『くじけない子ではなく、くじけても立ち直れる子』

こんにちは!

今週もあっという間に金曜日ですね^^

なんとなく、気持ちが緩まる金曜日は、
とても好きです(笑)。

とはいえ、教室では、
今月検定(下級・暗算・読上算検定)の〆切日となります。
申込書と検定料、忘れずにお持ちくださいね!

 


さてさて。

今日は、今読んでいる、
佐藤亮子さん(佐藤ママ)の本に記載がありました、
『くじけない子ではなく、くじけても立ち直れる子』について。
書きたいなと思っています。

佐藤ママといえば、
4人の子ども全員を東大理Ⅲに合格させたことで有名で、
テレビにも数多く出演、執筆も多くされているので、
ご存知の方も少なくないかと思います。

初めてテレビを拝見した時は、
教育に関する討論番組?のようなものだったこともあり、
とてもクールで勉強命!の印象が強かったのですが…
(佐藤ママさま、スミマセン。。)

本を読んでみると、
本当に子どもが大好きで、大切に想い、
子ども第一に人生・生活を考えていて、

子どもたちもまた、
佐藤ママを尊敬し、
大好きなことが伝わってきて、

私はここまで完璧にも、
仕事を割り切ることも、
上手く出来ないことを感じつつも、

良い面、刺激を受けるところは、
積極的に吸収して、生徒にも自分の子どもにも
還元できたなぁ
と思っています。

参考まで本の中で、
印象に残っていること・共感したことを、
いくつか最下部にご紹介しておきますね!

(ちなみに今回の本は、質問に対し、
一問一答形式で答える構成になっているので、
忙しいママでも気になる内容を抜粋して
読むことができるので、読みやすいかなと思います〇)

この本の中で、
「くじけない子を育てるのではなく、くじけても立ち直れる子を育てる」
ことの大事さについて、書かれている部分がありました。

これは、私自身、
そろばん指導をする中で、
とても大事にしている部分です。
(自分の子どもに対しても同様です。)

特にこれからの時代、
最初から正解を求める【正解主義】よりも、

トライ&エラーをしながら、
ブラッシュアップしていく、
改善していく【修正主義】の方が、
はるかに大切だと感じています。


教室でも、例えば読上種目の練習時などに、
『間違ってもいいんだよ~!チャレンジすることが大事!』
と話し、たとえ少し難しくても、
チャレンジするよう促しています。

これは、
・失敗=悪いというイメージをなくすこと
・失敗が怖い、という気持ちを軽減すること
・失敗よりもチャレンジをすることが大切なこと
・そもそも失敗はチャレンジしないとできないこと
などを伝えたく、
毎回の授業の際や、
誰かが間違って答えた際に
特に強調して伝えているところです。

人は失敗するからこそ、学べることがたくさんありますよね。

失敗するからこそ覚えることもありますし、
しっかり身につけることができる内容もある。

失敗をバネにしたからこそ、大きく飛躍することだってあります。

そろばんでは、
検定試験や競技大会などを通じ、
不合格だったり、悔しくも入賞を逃す
といった経験をすることがあります。

親からしたら、一見、
経験させたくないような経験かもしれません。

けれども、
大事なのことは、
そこからいかに這い上がってくるか、
どう乗り切っていくか、
です。

そして、その時に、
親や大人のサポート力が問われます。
(大人側の根性も試されると思っています。)

そして、乗り切った時。

それは、その子にとって、
貴重な経験となり、
大きな自信となり、
笑い話(ネタ)にもなり、
その人の魅力にもなるなぁと感じています。


これから何十年も生きていく中で、
失敗を一回もしないなんてことはありえません。

むしろ失敗した分だけ、
その子が成長できる機会となり、
その子の器を広くし、魅力を高めてくれる。

失敗しないことがすごいのではなく、
失敗した時にどう対応できるか。

くじけないことではなく、
くじけた時にどう立ち直れるか。

その時に
親として、
指導者として、
傍にいる大人として、
しっかり愛情をかけサポートし、
肯定し、選択肢を与え、
再度チャレンジする場を与える。

そんなことができる大人でありたいと思っています。

nakazawa

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【本で共感した部分を一部抜粋】

・自分で考え、何も言わなくても勉強する子がいたらいいな、
と思っている親が多いということは、要するに『親がラク』ということ。
子育てでラクをを優先すると、親も子もなかなかうまくいかない。
(子供は自宅と学校の間を
ウロウロしながら狭い世界を生きているので、
たとえ自分で考えても、その内容は知れている。)

・理科と社会は、できるだけリアルなものと結びつける。
机の上で勉強していることは、
すべて現実のものと結びついていることを実感させる

勉強は楽しくなる。

・ベストのスピードは、子供が勉強を楽しいと思える速さ。
⇒子供は難しすぎても楽しくないし、また易しすぎても楽しくない。

上の学年のことは、
楽しくできるスピードにして
いつまでにここまで進む、というような目標は立てない。

・子供の顔がニコニコしているか。
子供の表情を見ながら、進むスピードを調整する。

・親が口にした言葉を忘れがちだが、
その言葉で傷ついた子どもは一生忘れない。

・子育ては結局、信頼関係の構築が必須。

・何か一つでも、「人より」または「人並み」にできることが、
本人に自信を持たせるきっかけになる。
⇒『読み書き計算』の良いところは、
練習すれば必ずレベルアップして行き、
勉強が苦手な親でも寄り添うことができること。

・全ての場合において親がすべきことは子どもの失敗に寄り添うこと

・何事も親がひと手間かけることが大切

・受験の成功の要因は、【環境】と【学ぶ習慣】の2つに尽きる。
この2つの徹底に努力すること

・受験においての理想は、プロにお願いし、
親は徹底したサポートに回ることが一番の近道。
(またテキストの構成は、
意外と子供のやる気に影響するため、
ゆとりあるページ作りが大事)
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