こんにちは!中澤です。
ハロウィーンも終わり、
次は12月の各種イベント…
大江戸カップ珠算選手権大会に、
クリスマス会に、冬のソロランド…
また限定イベント等の開催に向け、
水面下で動き出しています^^
楽しみにしていてね!
*
さてさて。
本日は【1年半越の、暗算1級合格!】について、
お話したいと思います。
競技大会やソロバンコンクールでも、
入賞経験のあるRくん。
珠算も暗算も1級を練習中で、
教室でもよく頑張っている生徒ですが、
ここ1年半ほど、
暗算1級合格まであと一歩と、
なかなか合格できず、苦戦していました。
かけ暗算・わり暗算は、いつもほぼ満点。
(3桁×2桁、5桁÷3桁がスラスラ解けます。)
見取暗算(2~4桁10口)が、
60~90点と波が大きい状況でした。
原因は分かっていたんです。
(生徒の出した答えと正解の答えの差分だったり、
計算の途中途中で答えを確認することで、
生徒の間違いやすいクセが見えてきます。)
Rくんの場合、
1違い、10違い、100違い…と、
1の差分ばかりが間違いとして発生!
『惜しい!』と思うかもしれませんが、
特に暗算での1違い、10違いは、
思った以上にクセモノ。
ある計算だったり、
数字をイメージをすると、
1小さく(大きく)イメージするため、
そこを具体的に言葉で伝え、意識させ、
繰り返し繰り返し矯正していく必要があります。
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R君の場合には、
6や7に答えがなった時に、
6⇒7、7⇒8に頭のそろばんの
イメージがずれやすく、
直しをするときにも、
同じように間違うケースがありました。
(こうした不合格理由の場合には、直しは必須です。)
何度も間違う問題は、
その問題を切り取って、
ノートに貼り付け、
オリジナルの自分の特訓ノートも
途中から作成し、合格に向け、練習を頑張っていました。
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こうした努力の甲斐あって、
今回、見事合格!
本当にここ1年半、
辛くなったり、嫌になったりする
こともあったかと思いますが、
よくめげずに頑張りました💮
本当におめでとう!
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そして、
ここからが本当に伝えたいこと。
きっと「早く受かりたい!」
という気持ちが強かったと思いますが、
生徒たちを見ていて思うこと、
自分を振り返って感じることは、
【この目標達成までの過程にこそ、価値がある】
ということ。
検定合格は実はおまけで、
(実際、大人になったときに、
暗算1級だから暗算2級より計算が早いよね!
なんて話はほぼしません。
どちらも一般的には計算は早いんです。)
そこまでに、
・コツコツと努力を続けたり(忍耐力/習慣/自律)、
・合格するためにどうしたらいいか、
自分なり試行錯誤したり(問題解決能力)、
・怖くても何度も検定に挑戦したり(挑戦する心)…
そうした力(非認知能力向上)の方が、
学校でも社会に出てからも、
絶対に生かせる力になります。
人としての魅力も高めます。
(いはいえ、この目標があるからこそ、
得られる非認知的能力だから、
目標と達成までの過程は
まさに両輪だなぁと思います。)
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大人になって振り返ってみたら、
苦い経験もまた、よい思い出ですし、
感情が大きく動いた分だけ、絶対に忘れないもの。
(そんな私も珠算1級合格まで
1年間落ち続けた当時の苦い思い出は、
今となっては、良い話のネタになっています笑。)
何より、
努力する人を応援する気持ち、
悔しさ(相手の気持ち)が分かる人間にもなる。
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1年半、無駄な努力ではなく、
貴重な努力・経験をしてきたこと、
【困難なことでも、やれば出来る】
【難しい目標も、挑戦することでこそ達成できる】
そうしたことを実体験として、
経験できたこと自体が、
Rくんによっての貴重な糧に
なってくれたらと思っています。
また暗算段位合格、競技大会入賞に向け、
頑張っていきましょうね!
nakazawa