丸つけの仕方⭕️でひと工夫

こんにちは、でっち羊羹を飲むように食べる栗崎です。

最近暖かくなったと思ったらまた冬に逆戻りして

寒い雨の日になりましたね☔️

月曜はまた気温が上がるみたいですが春一番の強風が吹く予報…!

まだまだ防寒具が手放せなさそうです。

さて、今日は丸つけのお話です。

当教室(に限らず、イシド式のグループでの話になりますが)では、

丸つけの際、間違えた問題に×をつけません。

 

間違えた問題は✅の意味を込めて⭐︎マークをつけます。

これは間違えた問題を単に「ああ、この問題は不正解なんだな」だけで終わらせて欲しくない、

間違えた問題はやり直して正解にしよう、という意味も込められています。

この考え方はそろばんだけに限らず、他の勉強にも役立ちます。

間違えた問題を再度解き直すことで

・苦手な分野が洗い出せる

・なにか勘違いや覚え間違いをしていたところがあればそこで訂正することができる

・次に同じような問題に出会した時に今度は正しく解ける

などなど。

学校や塾でも間違い直しをしよう、と声をかけられることがたくさんあると思います。

間違い直しをしないままでいるとずっとその問題が解けないまま放置され、

次に同じ問題に出会した時にまた解けない、なんてことになるので

先生たちは口を酸っぱくして「直しだよ!」と言います。

※これは⭐︎マークのついた問題を解き直しした解答用紙の例

 

また、×でなく⭐︎マークをつけることで

(特に低学年の子に対して有効と言われますが)

拒否感を減らすことができます。

×がつくとなにか悪いことをしたように受け取り、

その問題を見るのも嫌、苦手意識がついてしまうなどのネガティブな要因になりかねません。

⭐︎マークにすることで「これは君にとって大事な成長につながる問題だから、見逃さずにやってね」

とポジティブな印象を受け取ってもらえるようになります。

教室に入る前に研修でこの話を聞いた時になんて素敵な考え方なんだろう、

とすごく感心して、今では子供の宿題の丸つけも×ではなく⭐︎マークを使うようになりました。

 

些細なことでも受け取る側の印象がこんなに変わる。

大事な気づきを得ました⭐︎

 

栗崎

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